BINANCE(バイナンス)で空売りする方法|仕組み・注意点を解説

編集者:CoinBack
BINANCE(バイナンス)で空売りする方法|仕組み・注意点を解説
空売りって何?
先物ショートとの違いは?

なんて思っていませんか?

空売り機能は使ってる人も少なく若干とっつきにくいですよね。

でも実はとても便利な機能で空売りは使いこなすことで大きな利益を得ることが出来ます!

この記事ではBinanceで空売りについて、そのやり方、先物との違いについて、長年Binanceを使ってきた筆者が画像付きで丁寧に解説していきます。

また、一番お得にBinanceを利用する方法についてもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

(Binanceの空売り以外での特徴や評判については「バイナンスとは?」の記事で詳しくまとめているので、こちらもぜひ合わせてご覧いただけたらと思います)

この記事をまとめると…

  • バイナンスには空売り機能がある
  • マージントレードのやり方
  • 下落相場でも利益が出せる!
  • 先物と何がどう違うのか
  • Binanceをお得に利用するにはCoinbackがおすすめ

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目次

BINANCE(バイナンス)の空売り基本情報

まずは、そもそも空売りとは何なのか解説します。

空売りの意味を理解できていないあなたは、ぜひ参考にしてみてくださいね。

空売りの意味

空売りとは買いではなく売りからエントリーする事で他にもショートと言ったりもします。

CoinBack
ショートは空売り、ロングは買いという認識でOK!
空売りってなんで売りから入ることができるの?

って思う方も多いと思います。

簡単に説明すると・・・

一般的には売る分の現物を保有している必要ありますが、空売りは先に証拠金を担保にして先に売り注文をし、後から買い戻すという流れで空売りというものが成り立っています。

例えば!

1BTCを空売りし、1BTCが400万円のときに買い戻す(決済)とします。するとその差額の100万円が利益となるわけです。

Binance(バイナンス)でできる2種類の空売り

Binanceには実は2種類の空売りがあります。

  1. レバレッジ取引での空売り
  2. マージン取引での空売り

どちらとも基本的に性質は似ていて同じく売りから入り、後で買い戻すという事になります。

大きな違いとしては、金利や利子の支払いにあります。

マージン取引というのはBinanceから証拠金を担保に借りて取引をする事になるので、資金を借りる際に1時間毎に利子を支払う事になります。

レバレッジ取引(先物)では8時間毎に資金調達率を支払う事になります。

注意点

空売りをする上で気をつけなくてはならないこととしては大きく2点です。

  1. 金利がかかること
  2. 損失は無限だということ

まず空売りする際に資金をBinanceから借り入れるのでその借入に対して金利がかかるのでそれが一つです。

次に空売りというのは空売りした際の価格が利益の上限です。100円で空売りした場合、利益は最大100円です。

ですが、仮想通貨が値上がりすれば損失は無限です。

つまり買いで入った場合ハイレバレッジで取引しない限りは強制ロスカットにはなりませんが空売りをしているとレバレッジを低くしていても急騰により強制ロスカットになってしますリスクが有るのです。

【現役トレーダーが教える】BINANCE(バイナンス)で空売りをするポイント

ここでは現役トレーダーが実際に行っている空売りの手法を紹介します。

空売りのタイミング

ではどういうときにマージントレードの空売りを活用すれば良いのか見ていきましょう。

  1. 価格が下がりそうな時
  2. 先物との鞘取り

軽くだけ説明しますと期限付きの先物は資金調達率が無いため相場によっては現物と比べてとても安くなってしまう場合があります。

そんなときに期限付き先物と同量を空売りしてその差額を取るような手法としてもマージンショートでの空売りは使われたりします。

軽くだけ書きましたがほぼノーリスクで使えるような手法なので覚えておいて損はありません!

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良い市況がくるまで待つ

空売りをする際には下落トレンドになったと判断するまでトレードはしません。

トレードは一日に多く売買をすることが基本だと思われがちですが基本的には待っていることがほとんどです。

自身が求めるトレンドの市況になるまで我慢強く待ちましょう。

最新情報をチェックする

仮想通貨はボラティリティが大きい特徴があります。

価格変動が激しい理由の一つとして外部的要因に左右されやすい傾向があります。

裏を返せば外部的要因の情報をいち早く獲得できれば、大きな利益を得る可能性が広がります。

SNSや公式ホームページを定期的に確認しチェックしましょう。

【PC】BINANCE(バイナンス)での空売りのやり方

では実際に空売りのやり方について見ていきましょう。

レバレッジ取引でのショートと違って少し気をつけるところはあるものの画像付きで丁寧に解説するのでご安心ください!

また、BINANCEのレバレッジ取引の始め方や注意点はこちらの記事に掲載しているので合わせて読みましょう。

ウォレットの画面から「振替」を選択

まずは、ウォレット画面から振替を選択しましょう。

振替内容を入力

振替元と振替先を選択してください。

今回はマージン取引のなのでクロスマージンを選択しましょう。

振替したい通貨を選択します。

今回の場合はUSDTを選択してますね。

最後に振替する通貨の量を選択し、確認ボタンをクリックします。

借入申請をする

取引画面から右上の「借入」をクリックし数量を入力し「借入承認」ボタンをクリックします。

画像内にある「時間あたりの利率」が、1時間ごとに発生する利子に当たります。
※『通常』取引を選択した場合はこの手順になります。借入と注文を同時に行いたい場合は『借りる』を選択し自動借入をおこなってください。

実際に空売りしてみる

空売りの際は下記の3つのポイントが重要です。

  • トレードからマージントレードを選択し取引する通貨ペアを選択してください
  • 今回は空売りなので「購入」ではなく「売却」から入ってください
  • ここでポイントなのは取引ルールは「借入」を必ず選択してください

今回は指値注文を選択しているので価格を入力する欄がありますが成行でエントリーする場合は基本的に価格を入力する必要はありません。

決済をする

エントリーのときと同じくそれぞれを入力して「購入」ボタンを押してください。

取引モードが「返済」になってるか必ず確認しましょう。

【スマホ】Binance(バイナンス)の空売りのやり方

ここでは、スマホアプリの画面でのバイナンスの空売りのやり方を解説します。

  1. 銘柄の売買(マージントレード)
  2. 借入のやり方
  3. 返済のやり方

画面は2022年9月時点のものです。

銘柄の売買(マージントレード)

まず、アプリのトップ画面で「トレード」を押します。

上部のメニューで「マージントレード」を選びます。

最初からマージントレードになっている可能性もあります。

最後に開いた画面によるので、要は「上部をマージントレードにする」と考えてください。

「マージントレード」の画面になったら「借入」を押します。

「借入」の画面になります。

借入のやり方は後ほど説明します。

借入が終わったら、マージントレードの画面に戻ります。

空売りは「売り」から入る必要があるので「買い」のボタンを切り替えます。

このように「売却」にします。

そして、空売りしたい金額を入力します。

「○○売却」のボタンを押せば「注文しました」という文字が出て空売りのポジションを持てます。

借入のやり方

まず、アプリのトップ画面で「トレード」を押します。

「マージントレード」の画面で、上の方にある「借入」のボタンを押します。

これが「借入」の画面です。

希望の仮想通貨を選択して、金額を入力します。

「確認」を押すと「リクエストが承認され、残高が更新されました」と出ます。

これで借入完了です。

返済のやり方

「借入」の画面をすでに開けている場合は、隣の「返済」を押します。

「借入」の画面を開いていない場合は「マージントレード」の画面で右上の「…」ボタンを押してください。

このようなメニューが出ます。

「返済」を押します。

この画面になります。

最初に選択されている仮想通貨で借入をしていなければ「借入したことがありません」と出ます。

そのため「借入している仮想通貨」を選びます。

上の画面の「BNB」の部分を押してください。

銘柄一覧が出ます。

借入している銘柄は、右側に「負債金額」が出ているので、これを選びます。

銘柄が変わりました。

返済する金額を入力します。

右側の「全額」の文字を押せば、全額返済できます。

金額を入力したら「確認」を押します。

「返済しました」と出て返済完了です。

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BINANCE(バイナンス)が空売りに最適な取引所だと言われる理由

おすすめの海外仮想通貨取引所の記事でも紹介していますが、Binanceは空売りをする上ではかなり適している取引所と言えます。

取引高世界一で、他にも海外取引所ならではの長所があります。

レバレッジが活用できる

Binanceでは空売りでレバレッジを利用することが出来ます。

本記事で紹介しているマージントレードでの空売りでも、最大10倍、先物だと125倍ものレバレッジを活用することが出来ます。

CoinBack
国内取引所のレバレッジは最大2倍までなのでそれに比べるとかなり大きいレバレッジですね!

ゼロカットシステムを採用しており追証が無い

Binanceに追証が無いため損失が拡大したとしても追加証拠金を請求されることがありません。

さらに、ゼロカットシステムを採用しており、万が一急変動が起きても入金した以上の損失はありません。

CoinBack
つまり借金のリスクが無いということです!

BINANCE(バイナンス)のゼロカットシステムに関しては、こちらの記事で詳しく解説しるので、ぜひ参考にしてみてください。

サポートが充実している

BinanceのFAQページはかなり充実しており、大抵のわからないことはそこで解決することが出来ます。

その他にも、サポートがかなり丁寧なのでどうしても自分一人で解決できないことが起こっても安心です。

Binanceは海外取引所ですが日本語に対応しています。そのため英語が苦手な方をはじめ日本人にとっても使いやすい取引所となって言えます!

BINANCEを日本人が利用する際のメリットも詳しく紹介しているのでこちらも併せて読んでみましょう!

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Binance(バイナンス)の空売りのメリット

空売りのメリットを紹介していきます。

  1. 下落相場で利益が出る
  2. 資産のリスクヘッジが出来る
  3. レバレッジを使い現物よりも利益が出る

下落相場で利益が出る

先物取引でのショートは下落時でも利益を出すことが可能です。

現物だけでは上昇分の利益しか出ません。

逆に価格上昇は青天井の可能性があるので注意しましょう。

資産のリスクヘッジが出来る

現物と同量の先物を空売りすることで、現物取引での損失をカバーし、下落時の利益も合わせて得ることができます。

損切はしたくないが、ポジションは持ち続けたいという方におすすめです。

相場の上昇局面では、先物のショートポジションに対して、ファンディングレートに応じた手数料が支払われます。

ファンディングレートについては、次の記事で説明しています。

Bybitの資金調達率|計算方法・確認方法を解説

現物とヘッジとすればショートポジションを構築ししつつもどんな相場でも利益が出ます。

レバレッジを使い現物よりも利益が出る

ショートは先物取引でしかできません。

よって、先物取引ではレバレッジをかけることになるので、利益率が現物に比べて高くなります。

海外取引所ではレバレッジ100倍前後と国内取引所に比べてレバレッジが高いです。

メリットを享受するためにもレバレッジをうまく活用しましょう!

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BINANCE(バイナンス)で空売りをするデメリット

Binance(バイナンス)で空売りを仕掛けるデメリットは以下の2点です。

  1. 空売り自体がハイリスクである
  2. マージントレードの場合利息がかかる
  3. 上昇相場で損失が出る

それぞれのデメリットについて詳しく説明していきます。

空売り自体がハイリスク

空売りは、仮想通貨だけでなく株やFXの世界でも、ハイリスクな手法として知られています。

そのリスクの高さをよく表した格言が「買いは家まで売りは命まで」という言葉です。

  1. 買いから入るなら、損失はせいぜい家一軒分まで
  2. しかし、売りから入ると人生を失うほどの損失もあり得る

という意味です。

売りから入ることがこれだけ危険な理由は「持っていないものを売る」ためです。

買いから入るなら「持っているものを売る」ため、損失は限定されます。

たとえば、草コインを10万円分買って、その価値がゼロになっても、損失は10万円だけです。

しかし、その草コインで空売りをしかけ、価値が20万円・30万円…とどんどん上がっていったとします。

途中で損切りをすればいいのですが、そのまま放置しておくと損失が無限に広がっていくわけです。

もちろん、BINANCEにはロスカットがあるため、どこかで強制的に損切りさせられます。

また、損失が青天井で広がるのは「買いから入るレバレッジ取引も同じ」です。

要は売りでも買いでも「自分が持っていないものを売ることがハイリスク」ということです。

買いから入る現物取引なら「持っていないお金」を使うことはない(レバレッジ取引は別)
売りから入る持っていない銘柄を売るため、必ず「持っていないお金」を使うことになる(現物取引の空売りはない)

上のように、売りから入る空売りは「必ず最初からハイリスクハイリターンになる」ということで、初心者が用いるには注意が必要といえます。

【参考】「買いは家まで売りは命まで|日興フロッギー

マージントレードの場合利息がかかる

空売りは「持っていない仮想通貨を売る」手法です。

持っていない仮想通貨は「誰かから借りる」必要があります。

それがBINANCEの「マージントレード」です。

「仮想通貨の借り入れ」なので、マージントレードでは「利息を払う」必要があります。

利率は銘柄や金額、期間によって大きく変動しますが、長期や高額になるほど利息の負担が大きくなります。

「利息を払ってもなお利益が残るようなトレードをできる」という自信がなければ、マージントレードに挑むことはハイリスクです。

上昇相場で損失が出る

これはBinanceに限らず、仮想通貨にも限らず、全ての投資の空売りにいえるデメリットです。

「下落相場で利益が出る」ことが空売りのメリットですが、その逆に「上昇相場で損失が出る」ことがデメリットといえます。

ただ、これは仕組みがそうなっているというだけの話であり、空売りに何か問題があるというわけではありません。

強いていうなら、全ての仮想通貨が全体的に値上がりするような動きがあった場合、どの仮想通貨で空売りをしていても不利になります。

CoinBack
全体が上がるようなビッグウェーブがあった時に、他のトレーダーと一緒に喜びにくいというのは精神的なデメリットかもしれません。

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BINANCE(バイナンス)で空売りをする際の注意点

Binance(バイナンス)で空売りをする際の注意点は以下の2点です。

  1. マージン率が100%になるとロスカットされる
  2. 草コインは急激に上昇することが多くある
  3. 借入の利子・利息が発生する
  4. 仮想通貨は下落の方が速いため利益確定のタイミングの見極めが重要
  5. 空売り=レバレッジ取引であるため倍率に注意が必要

マージン率が100%になるとロスカットされる

BINANCEのマージントレードにはロスカットがあります。

ロスカットの基準は「マージン率100%」です。

マージン率100%とは「最大レバレッジに達した」ということです。

マージントレードの最大レバレッジは「10倍」なので「レバレッジ10倍状態」を少しでも超えてしまったらロスカットになります。

草コインは急激に上昇することが多くある

草コインの中でも特にマイナーなものは、数日で10倍や数十倍など、急激に上昇することがあります。

空売りは「上昇するほど損失が広がる」わけですから、この急激な上昇は大打撃となります。

もちろん、ほとんどの草コインはそのように急上昇した後で、急降下します。

その急降下の段階まで持ちこたえられたら、空売りは成功するわけです。

しかし、十分な証拠金を積んでいなければ途中でロスカットされる確率が高くなります。

草コインでは「まさかここまで上がるとは」というレベルの上昇が大いにあり得ます。

「ここまで上がった=損失が出た」段階で空売りをやめる、という損切りラインを明確にしておくことが必要です。

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借入の利子・利息が発生する

ここまでも說明してきた通り、空売りでは利子・利息が発生します。

この利子がいくらになるかは、仮想通貨の銘柄によって異なり、BinanceでのVIPランクによっても異なります。

初期設定(通常ランク)での利率は、公式サイトの「Borrow Interest & Cross Margin Limit」のページで一覧になっています。

この金利はリアルタイムで変動しているため、常に最新の利率を確かめてから空売りをするようにしましょう。

仮想通貨は下落の方が速いため利益確定のタイミングの見極めが重要

仮想通貨の相場は、上昇よりも下落の方が数倍速いものです。

空売りは「下落すると儲かる」手法であるため、下落自体は当然良いことです。

ただ「そのスピードが速い」ということは「ベストの売り時で的確に売る」ことも、数倍難しくなるわけです。

成行注文のみでトレードをしている場合は、ピークの価格を逃してしまう可能性が高いでしょう。

このため、希望の価格になったら必ず決済される「指値注文」を設定しておくことをおすすめします。

指値を設定しておけば、価格の下落のピーク時に取引ができなくても、自動的に決済できます。

空売り=レバレッジ取引であるため倍率に注意が必要

空売りは「持っていない暗号通貨を売る」という点で、必ずレバレッジ取引になります。

(持っている物を売る「現物取引」はできないということです)

レバレッジ取引になる以上、レバレッジ倍率が関わってきます。

これを2倍などの低倍率で運用していれば、特にリスクはありません。

しかし、Binanceで個人に認められている「最大20倍」などのハイレバレッジになると、当然リスクも現物取引の20倍になります。

これは空売りに限ったことではありませんが、Binanceで空売りをする際も、特にレバレッジ倍率は適正にコントロールするよう、注意してください。

なお、バイナンスのレバレッジについては「Binanceのレバレッジ取引」の記事で詳しく解説しています。

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Binance(バイナンス)の空売りに関する口コミ・体験談

Binanceの空売りに関する口コミや体験談では、以下のような内容が見られます。

  1. 「○○DOWN」の銘柄なら現物取引の操作で空売りをできる
  2. 空売りができない時があってむしろ助かった
  3. コインをフリーズされて利確ができない時に便利
  4. Binanceは大丈夫そうなので空売りを解除した
  5. ステーブルコインの暴落パニック相場でも稼げた
  6. 暴落しそうな時に利確でなく空売りも使えることを知っておくべき

それぞれの口コミ・体験談について、紹介と解説をさせていただきます。

「○○DOWN」の銘柄なら現物取引の操作で空売りをできる

バイナンスには以下のような「○○DOWN」という銘柄が多数あります。

  • BTCDOWN(ビットコインダウン)
  • ETHDOWN(イーサリアムダウン)
  • BNBDOWN(バイナンスコインダウン)
  • XRPDOWN(リップルダウン)

これらは、それぞれの銘柄が「下がると儲かる」銘柄です。

つまり、空売りと同じですが「空売りの操作なし」で売買できます。

普通のBTCやETHの現物を売買するように「BTCDOWNという商品」を売買するわけです。

このため「Binanceで空売りをしたいけど、やり方が難しくてわからない」という時は、これらの「DOWN」の銘柄を取引するのがおすすめです。

空売りができない時があってむしろ助かった

Binanceも含めてどの取引所でも、特定の銘柄に空売りが集中した時など「空売りができない」時があります。

おそらく、こちらのトレーダー様もそのような状況によって空売りが「できなかった」と考えられます。

しかし、その後に相場が上昇したため「逆に空売りができなくて良かった」という体験談です。

(確かに、ツイートされている上昇相場で空売りを仕込んでいたら、金額まではわからないものの、確実に損失が出ていたでしょう)

コインをフリーズされて利確ができない時に便利

ウォレットやNFTゲームなどで、特定の仮想通貨やトークンを引き出した時「一定期間フリーズされてしまう」ことがあります。

このフリーズの理由はさまざまですが「ハッキングや乗っ取りなどのへの対策」という理由が多いものです。

一定期間フリーズしておけば、乗っ取られていた場合に、犯人がすぐ引き出せず資産を守れるということです)

このようなセキュリティ対策があると安心ではあるものの、売却して利益確定をしたい時には、それができずに不便です。

こうした場面で「そのウォレットで売る代わり」に「Binanceで空売り」をする方法が、上のトレーダー様によって紹介されています。

  1. Binanceで空売りをしておく
  2. フリーズが解除されるのを待つ
  3. 解除されたら、コインの現物を動かせる(もともと自分の物)
  4. その現物をBinanceに入れて、空売りを解除する

空売りとは「そのコインを借りている状態」であるため、現物を入れることで解除できるわけです。

少々複雑ではありますが、この方法を使うと「フリーズされた時点の価格」での利益確定ができます。

Binanceは大丈夫そうなので空売りを解除した

2018年4月という、Binanceの創業から1年程度という早い時期の体験談です。

文面から推察させていただくと、BinanceのトークンであるBNB(バイナンスコイン)などを空売りされていたと考えられます。

BNBは「Binanceの株式」というべきトークンであるため、Binanceが失敗すればBNBも下落します。

しかし、逆にBinanceが成功した場合はBNBも上昇するため、成功すると判断できたら、空売りを解除した方が良いわけです。

おそらく、トレーダー様もそのような流れで空売りのポジションを手仕舞いされたと推察いたします。

(なお、BNBについては「バイナンスのBNBとは?」の記事で詳しく解説しています)

ステーブルコインの暴落パニック相場でも稼げた

ステーブルコインとは「米ドルなどと等価のコイン」です。

代表であるUSDTは米ドルと常に等価で「仮想通貨の世界の米ドル」といえるものです。

ステーブルコインは価値が固定されており、ビットコインなどよりも「普通の決済」で使いやすくなります。

このため多くのトレーダーの期待を集め、ステーブルコインの一つであるLUNA(テラ・Terra)は、2022年5月までに急騰していました。

しかし、そこから歴史的な暴落を記録し、ツイートされている「パニック相場」になったわけです。

ただ、下落相場ということは当然「空売りしていた人」たちは儲かっています。

そして、ツイートでは「空売りだけでなくDOWNコインをバイナンスで買う方法もある」と指摘されています。

たとえば、DOTDOWNコインは、このLUNAの暴落相場で一時プラス70%以上を記録したということです。

1日で70%上がるということは、たとえば100万円を預けてその日のうちに70万円の利益を出すこともできたといえます。

バイナンスの空売りや「○○DOWN」の銘柄を利用すれば、暴落相場でもこのように大きな利益を出せるということです。

暴落しそうな時に利確でなく空売りも使えることを知っておくべき

急上昇している銘柄を購入する時、多くの人が考えるのは「暴落しそうになったらすぐ売って利益確定しよう」ということでしょう。

もちろん、これも重要なことですが、暴落しそうな時は「空売りもある」ということを知っておくと、より資産を守りやすくなるという指摘です。

そして、その空売りをできる取引所の例として、バイナンスの名前が挙げられています。

トレーダー様自身の過去の経験では、SLP(Smooth Love Potion/スムース・ラブポーション)の暴落相場で、FTXで空売りをしていれば損失を出さずに済んだということです。

Binanceの日本進出に備えてマネックス株を空売りした

これは「Binanceでの空売り」とは少々異なりますが、バイナンスが日本に進出したらコインチェックが駆逐されると予想し、運営会社のマネックスの株を空売りされたという口コミです。

Coincheckは日本で最大の仮想通貨取引所ですが、そのコインチェックですら「Binanceが上陸したら危ない」と考えているトレーダーの方々は多く見えます。

こうしたBinanceの日本上陸の動きについては「Binanceは日本版しか使えなくなる?」の記事で詳しく解説しています。

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Binance(バイナンス)の空売りに関する注意喚起の口コミ・体験談

Binanceの空売りの注意喚起につながる口コミや体験談としては、以下のような内容も見られます。

  1. やり方・操作方法がよくわからない
  2. 空売りしたくてもできない時がある
  3. あり得ない上昇をした草コインを空売りしたかったが上場していなかった

それぞれの口コミ・体験談について紹介と解説をさせていただきます。

やり方・操作方法がよくわからない

Binanceの空売りに関して「やり方や操作方法がわからない」という口コミは多く聞かれます。

ツイートされている「LUNAショート」というのは、LUNA(テラ・Terra)の売りのことです。

このLUNAは、2022年5月に大暴落したのですが、それが原因で売り規制がかかっていた可能性が確かにあります。

やり方が面倒なのでレバレッジトークンで遊んでいる

このように「やり方が面倒なので、空売りの代わりにレバレッジトークンで遊んでいる」というトレーダー様の口コミも見られます。

このトークンについては「Binanceのレバレッジトークン」の記事で詳しく解説しています。

こちらのトレーダー様も、やはり「空売りのやり方がよくわからない」とツイートされています。

2022年10月25日時点ですでに1年半前の口コミですが、以前から「空売りのやり方がわからない」と感じるトレーダー様が多かったことがわかります。

バイナンスでビットコインの空売りを試みようとしたけど、難しい、、、— こまめ (@komameipo) April 21, 2021

こちらのトレーダー様も、ビットコインの空売りをしようとされたものの、難しかったとツイートされています。

「相場が下がる時は空売りで稼げる」という情報は、一般の方々の間にも広まりつつあるため、今後は下落市場で逆に仮想通貨に関心を持つ方も増える可能性があります。

空売りしたくてもできない時がある

Binanceも含めて他の取引所でも、空売りは「できない」時があります。

基本的には「その銘柄に空売りが集中している時」にできなくなります。

空売りは「持っていない銘柄を売る」ため「その銘柄を借りる」ことになります。

借りるということは、普通のレンタルサービスと同じで「貸し出し用の在庫」がなくなったら、貸し出しできなくなるわけです。

「お金と物は違うのではないか?」と思われるかもしれません。

しかし、銀行やクレジット会社でも「貸付に使える金額」には一応の上限があります。

銀行やクレジット会社の場合、この貸付の上限に達することは、バブル崩壊などの混乱期を除けばめったにありません。

これに対して、仮想通貨で「特定の銘柄」で「1つの取引所」となると、上限に達することは十分にあるわけです。

あり得ない上昇をした草コインを空売りしたかったが上場していなかった

IoTex(IOTX/アイオーテックス)という草コインがありえない急騰をしていたので、空売りをしようとしたものの、バイナンスにも上場しておらずできなかったという体験談です。

IOTXはIoT(モノのインターネット)を促進するためのトークンです。

簡単にいうと、IoTの技術が浸透するほど上昇する可能性が高いトークンといえます。

IoTとは「スマート家電」の技術というとわかりやすいでしょう。

家電のような「モノ」とインターネットをつなぐ技術です。

IoT自体はこれからさらに生活に浸透することが間違いない技術ですが、1週間で375%に上昇するのは、確かに「上がり過ぎ」と感じるトレーダーの方々が多いでしょう。

このような銘柄を空売りしたい時、もしバイナンスになければMEXC(メックスシー)で探すのがおすすめです。

MXCは世界の取引所で最も取扱通貨が多く、約1,400以上の銘柄が揃っています。

MEXCの銘柄については「MEXCの取扱通貨」の記事で詳しく紹介しているので、草コインの空売りに関心がある方はこちらもぜひご参照ください。

取扱通貨数がかなり多い!!

下落相場が始まる前にBinanceで空売りしておくべきだった

2021年7月の下落相場を見て「バイナンスで空売りをしっかりしておくべきだった」というツイートです。

仮想通貨は一度落ち始めると「どんどん落ちていく」ことが多いため、空売りで稼ぐ方法を知っていれば、むしろ下落相場こそチャンスといえます。

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Binance(バイナンス)の特定のコインの空売りについての口コミ・体験談

Binanceでの空売りに関しては、以下のように特定の仮想通貨・トークンについて言及された口コミ・体験談も多く見られます。

  1. パンケーキスワップの利率が本家より安いため空売りでお得
  2. GMTを空売りしようとしたら空売り用のコインがなかった
  3. Aptos(アプトス)は海外で大きく空売りされていた?
  4. ドージコインを空売りしようとしたら下がっていた

それぞれの口コミ・体験談について紹介と解説をさせていただきます。

パンケーキスワップの利率が本家より安いため空売りでお得

Binanceでパンケーキスワップ(CAKE/PancakeSwap)を空売りしようとされたものの、売り切れていてできなかったという口コミです。

売り切れていたということは「皆Binanceから借りたいと考えた」ということです。

その理由として「おそらくパンケーキスワップの本家よりも、借りる時の金利が低いためであろう」ことを指摘されています。

空売りは「持っていない仮想通貨を売る」ため「借りる」必要があります。

借りるということは、借金と同じで「金利」を払う必要があります。

その金利が安いほど、空売りで利益を出しやすくなるわけです。

そして、パンケーキスワップの本家よりもBinanceの方が低金利であるため、多くの人が「Binanceで借りた」ということです。

このように低い利率で空売りをできる点も、Binanceのメリットといえます。

GMTを空売りしようとしたら空売り用のコインがなかった

BinanceでGMTを空売りしようとされたものの、空売り用の「在庫」がなく、できなかったという口コミです。

GMT(STEPN/ステップ)は、歩いて仮想通貨を稼ぐコンセプトで人気のコインです。

全期間チャートは上の通りで、上場後に急騰した後下落したものの、初値は割らずに比較的好調な相場を維持しています。

ただ、ピーク時からは確実に下落しているため、ピーク時では確かに「空売り」の判断が正しかったわけです。

Aptos(アプトス)は海外で大きく空売りされていた?

2022年10月19日時点の口コミで「Aptosがバイナンスの海外トレーダーの間で大きく空売りされるらしい」という情報です。

最後に「エンタメ」と補足されていますが、この情報は正しい可能性があります。

引用元:Coin Market Cap

上はAPTOSの全期間チャートです。

全期間といっても「2022年10月19日〜25日」というわずか6日間のものです。

見ての通り、ツイートされた19日のスタートからいきなり下落しており、数日後から上昇に転じています。

しかし、これは必ずしも高く評価されたわけではなく「投機筋が意図的に上げている」可能性もあります。

というのは、APTOSはBinanceなどでの上場デビューから1週間、海外の仮想通貨関係者の間で「ジョークのネタ」にされるほど、激しく批判されているためです。

ツイートで「炎上」と指摘されている通りですが、Binanceの空売りに関しては、このように「相場のヒントになる情報」が、しばしばツイートされていることがあります。

特に海外の仮想通貨関係者によるコインの評価をチェックしておくと、空売りの判断でもプラスとなりやすいでしょう。

ドージコインを空売りしようとしたら下がっていた

Binanceでドージコイン(DOGE/Dogecoin)を空売りしようと思われたものの、すでに下がっていたという口コミです。

このこと自体はBinanceは直接関わっていないわけですが、このように「空売りをしようとしたら先に下がっていた」ということは、しばしばあるものです。

(もちろん、さらに下がると予想できたらそこから空売りを仕掛けることも有効です)

GMTの空売りができなかったので代わりにSOLを売建した

GMT(ステップン/STEPN)を空売りしようとされたところ、すでに多くの方々が借りていて(空売りしていて)できなかったという口コミです。

指摘されている通り、このような銘柄は必ず、しばらくしたら「強烈な売り相場」が来るものです。

そして、トレーダー様はGMTの代わりにSOL(ソラナ/Solana)の売りポジションを建てられたということです。

特定の銘柄が落ちる時は、関連銘柄も落ちることが多いため、空売りができない時はこのように関連銘柄の売りポジションを建てることも一つの選択肢です。

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【まとめ】BINANCE(バイナンス)での空売りのやり方

今回はBinanceの空売りについて解説しました。

本記事でも紹介した様にBinanceには様々な機能がありますのでうまく活用して利益を出しましょう!

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この記事を書いた人
元証券会社社員で、CoinBackメディアの運営全般を担当。 トレード歴は5年の現役為替・仮想通貨トレーダー、ほとんどの取引所を使った経験があり、現在使用している取引所は、「Bitget」「Bybit」。