NFTは儲かる?稼ぐ3つの方法とコツ・億り人になった成功事例などを徹底解説!

編集者:CoinBack
NFTは儲かる?稼ぐ3つの方法とコツ・億り人になった成功事例などを徹底解説!
NFTってどのくらい儲かるの?
どうやって稼ぐのか知りたい!

NFTの稼ぎやすさに関心を持った方は、特に上のような点を知りたいと考えていることが多いでしょう。

この記事ではこれらの関心にお応えするため「NFTで実際に稼げた事例や金額」「稼ぐコツや始め方」などをまとめていきます。

CoinBack
NFTで大きく稼ぎたいという方には、きっと参考にしていただけるでしょう!
この記事でわかること

  • NFTで稼ぐ方法は3つある
  • 「作品を自分で出品する・ゲームをする・転売をする」の3つ
  • どの方法でも「取引所・ウォレット・マーケットプレイス」に登録する
  • 稼ぎやすいジャンルは、可愛い系や話題のシリーズなど
  • NFTの売買は基本的に「マーケットプレイス」で行う
  • 世界最大手で日本人利用者も最も多いのは「OpenSea
  • NFTを始めるなら必須のサービスなのでぜひ気軽に無料登録をしてみよう

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NFT(Non-Fungible Token)とは?

NFT(Non-Fungible Token)とは「代替不可能なデジタルデータ」のことです。

通常、デジタルのイラストや音楽などはいくらコピーしても劣化せず「代替が効く」ものです。

しかし、NFTではその作品が「今誰の手元に所有権があるか」を、取引履歴によって証明します。

この証明された人物が持っているNFTが「唯一無二の本物」であり、替えの効かないデジタルデータ(NFT)となります。

いわばNFTは「所有権を証明されたコンテンツ」あるいは「所有権を証明する技術」といえます。

この技術により、従来は売買が難しかったデジタルコンテンツも所有権を証明しながら売買できるようになり、アートの世界に大きな革新を起こしています。

NFTは儲かる?稼げる3つの理由

NFTが儲かりやすい&稼ぎやすい理由は、主に以下の3点です。

  1. NFTの認知度が上がり市場が成長している
  2. NFT作品が高騰化しやすい
  3. 積極的に転売が行われている

それぞれの理由について詳しく解説していきます。

NFTの認知度が上がり市場が成長している

多くの人が肌感覚で感じている通り、NFTの認知度と市場規模は急成長しています。

ある市場調査レポートでは、NFTの市場規模は2022年の376億ドルから、2027年までに1,256億ドルと、5年で3倍〜4倍になると予想されています。

このレポートは東証スタンダード上場の調査会社・株式会社グローバルインフォメーションによるもので、非常に信頼性が高いデータです。

このように市場が急速に右肩上がりで成長しているため、参入するタイミングが早ければ早いほど、大きな利益を手にでkます。

NFT作品が高騰化しやすい

NFT作品はブームが始まって間もないこともあり、仮想通貨と比較して価格が高騰しやすくなっています。

たとえば、世界で最も有名なシリーズであるCryptoPunks(クリプトパンクス)は、9枚の作品のセットで「18億円」で落札されました。

つまり、1枚あたり2億円の価格が付いたことになります。

クリプトパンクスはAIによって生成された1万点もある作品ですが、それでも9枚18億円という巨額で取引されるケースがあるわけです。

積極的に転売が行われている

NFTはもともと転売を想定して生み出されたサービス・技術であるため、転売をしやすいことも特徴です。

たとえばiPhoneやプレイステーションの買い占めによる転売は「販売元のAppleやソニーに利益が入らない」「本当に欲しい人が定価で買えなくなる」など、社会的に問題があります。

しかし、NFTの場合は「転売の度に元のクリエイターに一定割合のロイヤリティが支払われる」ようになっています。

このため、転売されればされるほどクリエイターの利益になり「転売が歓迎される文化」であることも稼ぎやすい理由です。

NFTで実際に儲かった・大金を稼いだクリエイターの事例

NFTで実際に儲かった・大金を稼げたというクリエイターの方々の事例では、以下のようなケースが見られます。 

  1. 作品が75億円で落札されたデジタルアーティスト(Beeple)
  2. 1枚の絵で600万円稼いだイラストレーター(さいとうなおき)
  3. VRアートが1300万円で落札(せきぐちあいみ)

それぞれの事例について詳しく紹介させていただきます。

作品が75億円で落札されたデジタルアーティスト(Beeple)

デジタルアーティストのBeeple(本名:マイク・ヴィンケルマン)は、約5,000枚のスケッチを1つのNFTとしてまとめて販売。

約6935万ドル(約75億円)という大金を手にし、世界的な話題を集めました。

約13年という長い制作期間のかかった作品であるものの、スケッチ集にこれだけの価値が付くことを知らしめたことは、アートの世界にも大きな衝撃を与えたといえます。

1枚の絵で600万円稼いだイラストレーター(さいとうなおき)

日本のイラストレーター・さいとうなおき氏は、ポケモンカードの公式イラストレーター・YouTuberとしても知られています。

そのさいとう氏が1枚の絵をNFTに出品したところ、日本円で約600万円で落札され、手数料を引いた約500万円がさいとうさんの口座に入金されました。

ちなみに、上のイラストはさいとう氏が1時間で絵を描いて他の絵師さんと「勝負」する「ワンドロ対決」の絵です。

1時間でこのクオリティの絵を描ける方のNFTなので、高値がつくのも納得といえます。

VRアートが1300万円で落札(せきぐちあいみ)

日本人のVRアーティスト「せきぐちあいみ」さんのVRアート作品「Alternate dimension 幻想絢爛」のNFTは、約1,300万円で落札されました。

その時のせきぐちさんのツイートは以下のものです。

VRはゲームの世界などでは徐々に広まっているものの、アートの世界はまだ新進気鋭のクリエイターの方々が市場を開拓されている段階です。

このような段階で、VRアーティストの方々が制作費を得る手段が増えることは、芸術新興やVRの技術発展のためにも非常に良いことだといえます。

ここで紹介してきたクリエイターの方々の成功事例はほんの一例であり、まだ他にも多数の成功事例が見られます。

それらの事例を見ているうちに「自分に適したNFTでの稼ぎ方」が見つかるでしょう。

初心者がNFTで儲ける方法は?3つの稼ぎ方

初心者がNFTで儲けるおすすめの方法は以下の3つです。

  1. NFT作品を売って稼ぐ
  2. NFTゲームをして稼ぐ
  3. 転売をして稼ぐ

それぞれの方法について詳しく解説していきます。

①NFT作品を売って稼ぐ

NFTで稼ぐ方法として、最もわかりやすくハードルが低いのは「自分の作品を売る」ことです。

作品はイラスト・写真・音楽・動画・文章などどんなコンテンツでもOKです。

「○○.com」などのドメインを売ることも可能で、クリエイティブな特技や趣味を持っていない人でも、自分の仕事に関するデジタルコンテンツを売ることで、気軽にNFTデビューできます。

②NFTゲームをして稼ぐ

NFTゲームは、その中で獲得したアイテムやコインを現金に換金することもできます。

この仕組みはもともとオンラインゲームの世界にありましたが、NFTはさらにリアルの経済に影響を与えているため、換金が格段にしやすいことが利点です。

ゲームの技術が高いほどアイテムなどもゲットしやすくなるため、特にゲームが好き・得意という人におすすめの方法です。

③転売をして稼ぐ

自分の作品を売らなくとも「人の作品を買ってそれを転売する」という方法でも稼げます。

NFTは短期間で価格が高騰することが多いため、小さな元手でわずかな期間に大きな利益を得られることが利点です。

反面、そのように急騰した作品は急落することも多いため、売るタイミングを逃さないようにする必要があります。

NFT転売の始め方・6つのステップ

NFT転売の始め方は、以下の6つのステップに分かれます。

  1. 仮想通貨取引所の口座開設をする
  2. NFTに対応しているウォレットを作成する
  3. 取引所の口座からウォレットに仮想通貨を送金する
  4. NFTマーケットプレイスにログインする
  5. ウォレットの仮想通貨でNFTを購入する
  6. NFTを転売する

簡単にいうと、アカウント登録が必要なのは「「取引所・ウォレット・NFTマーケットプレイス」の3つです。

そして、送金が必要なのは「取引所⇒ウォレット」の1回です。

なお、これは海外のNFTマーケットプレイスを使う場合です。

国内のNFTマーケットプレイスの場合「プレイスで日本のクレジットカードを使い、直接NFTを購入」することもできます。

買い方は楽ですが、より安くより良いNFTを手に入れたい場合は、海外のサービスに登録することをおすすめします。

NFTで儲けるのにおすすめのプラットフォーム一覧

NFTで儲けるのにおすすめのプラットフォーム(マーケットプレイス)は、主に以下の8つです。

  1. OpenSea(オープンシー)
  2. Rarible(ラリブル)
  3. Nifty Gateway(ニフティーゲートウェイ)
  4. SuperRare(スーパーレア)
  5. TofuNFT(トーフNFT)
  6. Foundation(ファウンデーション)
  7. Magic Eden(マジックエデン)
  8. LooksRare(ルックスレア)

それぞれのプラットフォームの特徴については「おすすめのNFTマーケットプレイス」の記事で詳しく紹介しています。

特に世界最大手でNFTマーケットプレイスの代名詞となっているOpenSeaは、これからNFTで稼ごうとするのであれば、ぜひ登録しておくべきサービスといえるでしょう。

NFTで儲かる作品のジャンル

NFTで特に儲かるジャンルは以下の3種類です。

  1. 可愛い系のNFT作品
  2. 漫画・音楽系のNFT作品
  3. 話題性の高いNFT作品

それぞれのジャンルが儲かる理由について解説していきます。

可愛い系のNFT作品

かわいい系のNFT作品は、女性・男性を問わずに人気があります。

たとえば上の画像のCrypto Kimono Girls(クリプトキモノガールズ)は特に人気の高いシリーズで、日本はもちろん海外でも高い評価を受けています。

このタイプの作品を発表しているNFTクリエイターの方々は、TwitterやInstagramなどのSNSのフォロワーも伸びやすい傾向があります。

このため、単純にNFTを売る以外にもさまざまな方面に選択肢を広げられるという点でもおすすめです。

漫画・音楽系のNFT作品

漫画や音楽系の作品については、自分で作品を作るのも良いのですが、イラストに比べると少々ハードルが高くなります。

理由は「漫画や日本語歌詞は言語の壁を超えるのが難しい」「イラストと違い作品の善し悪しを判断する視聴に時間がかかる」という理由です。

このため、漫画・音楽系のNFT作品で稼ぐ場合、プロが販売しているNFTの「転売」によって利益を狙うのがおすすめです。

たとえば小室哲哉氏の楽曲もNFTになっており、80万前後の価格で売買されていますが、このような楽曲NFTで値上がりしそうなものを目利きして保有するのが良いでしょう。

話題性の高いNFT作品

その時々で話題になっている作品やシリーズは、特に利益を出しやすいものです。

わかりやすい例は、9歳の日本人の男の子が描いたZombieZoo(ゾンビズー)です。

これは夏休みの自由研究で「Zombie Zoo Keeper(ゾンビ飼育員)」くんが作成したものでしたが、世界的に有名なDJに落札されたことをきっかけに、販売直後に380万円の売上を達成しました(BUSINESS INSIDER JAPAN)。

その後もアニメ化するなどのブームが続いていますが、このような話題性・注目度の高い作品やシリーズは転売による利益を特に出しやすいといえます。

初心者がNFTで儲ける際の注意点

初心者がNFTで儲ける際に注意すべきポイントは、主に以下の2点です。

  1. NFTの利用にはガス代がかかる
  2. パスワードなどは絶対に控える
  3. NFTは一度バブルが崩壊している

それぞれの注意点について詳しく解説していきます。

NFTの利用にはガス代がかかる

NFTの利用には「ガス代」と呼ばれる手数料がかかります。

ガス代がかかるタイミングは出品・購入・転売など、それぞれのアクションです。

これらのアクションはいずれも「取引履歴の記録」が必要になります。

その記録は世界中に散らばっているコンピューターによる演算作業で行います。

彼らはその見返りとして仮想通貨を受け取りますが、これが「マイニング」と呼ばれる稼ぎ方です。

そのマイニングの報酬を利用者が支払う必要があり、それが「ガス代」です。

ガス代はブロックチェーンが混雑していると高く、空いている時は安くなります。

このため数秒ごとに変化しますが、安くなったタイミングで取引をすると節約が可能です。

ガス代の相場は「ETH Gas Station」というサイトで確認できるので、ぜひ利用してみてください。

シードフレーズ(パスワード)を必ず控えておく

NFTの利用では「ウォレット」を利用しますが、ウォレットでは「シードフレーズ」というパスワードに近いものが最初に設定されます。

これを忘れた場合、特に中央管理者のいないウォレットでは問い合わせをして教えてもらうこともできないため、必ずどこかに控えておきましょう。

オンラインで記録すると不正ログインなどで盗み見されるリスクがあるため、手書きのメモなどで、オフラインで保管しておくのがおすすめです。

NFTは一度バブルが崩壊している

NFTのバブルは2023年後半に一度崩壊しています。

例えば、ピーク時に3億円超の価値をつけた「世界初のツイート」(Twitter創業者ジャック・ドローシーによるツイート)は、2023年12月には21万円まで下落しました。

そのツイートを変更できるわけでもなく、ジャックのアカウントを使えるわけでもなく、ただ「そのツイートが自分のもの」という気分のために払うお金としては、21万円は妥当でしょう。

(これでも少し高いかもしれませんが、人によってはジャック・ドローシーと会うきっかけになる可能性があるため、そうした方にとっては21万円の価値はあるでしょう)

【参考】3億円超だった「世界初のつぶやき」は21万円に大暴落…| プレジデント・オンライン

仮想通貨のバブルも何度か崩壊した後、登場から約7年後の2017年に、最も大きいバブルが来ています。

このバブルが崩壊した後も、草コインのバブルはかつてのビットコインを上回るレベルで発生しています。

つまり、NFTのバブルもまた来る可能性があります。

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ただ、一度崩壊しているということは、次のバブルもどこかで崩壊する可能性が高いことを、よく理解しておきましょう。

初心者がNFTで儲けることに関するQ&A

初心者がNFTで稼ごうとする時、特によく浮かぶ疑問点は以下のようなものです。

  1. ガス代を安くする方法はありませんか?
  2. NFTで儲けたお金は確定申告する必要がありますか?

それぞれの疑問について回答していきます。

ガス代を安くする方法は?

主に以下の2つの方法があります。

  1. 出品の際の処理速度を遅くする
  2. 「セカンドレイヤーソリューション」を使う(Polygonなど)

①の処理速度は、遅くすることでブロックチェーンでの処理の優先順位が後回しになり、その分料金が安くなります。

②は、メインのブロックチェーン(BitcoinやEthereumなど)ではなく、派生したブロックチェーン(Polygonなど)を使うことで手数料が安くなります。

BitcoinやEthereumは歴史が長く、過去の取引履歴が膨大になっているため、処理に負担がかかりガス代が高くなります。

しかし、まだ取引履歴が少ないセカンドレイヤーのブロックチェーンであれば、処理の負担は小さく、ガス代が安くなるわけです。

NFTで儲けたお金は確定申告する必要がありますか?

状況によりますが、基本的には確定申告が必要です。

NFTでの収入は雑所得に該当するため、会社員・アルバイトなど給与所得がある方は、利益で20万円を超えたら確定申告を行うようにしましょう。

NFTの税金に関してはまだ法律が明文化されていないため、不明点がある場合は税務署や税理士の方々に問い合わせるのが良いでしょう。

【まとめ】NFTは儲かる?稼ぐ方法やコツを徹底解説!

NFTは「絶対儲かる」とまでは行かないものの、流れに乗ることで高い確率で利益を出せる投資対象といえます。

特に現在の暗号資産市場は、昔のようなバブル相場からある程度落ち着き、大幅な急騰を期待しにくくなっている状態です。

このため、昔の暗号資産のようにバブル相場に乗って短期間で億り人を目指すのであれば、今最も近道といえる方法はNFTで稼ぐことでしょう。

もちろん、急騰しやすいということは急落しやすいということでもあり、特に転売では売り時を逃さないようにする必要があります。

また、自分の作品を販売する場合も「バブル相場はいつまでも続かない」ということは意識しておく必要があるでしょう。

いずれにしても、現状でNFTが非常に稼ぎやすいことは確かであり、NFTを始めるにはまず暗号資産取引所での口座開設が必要です。

まだ取引所での口座開設をしていない方は「おすすめの海外仮想通貨取引所ランキング」の記事を参考に、ぜひ無料での口座開設からお気軽に試してみてください!

この記事を書いた人
元証券会社社員で、CoinBackメディアの運営全般を担当。 トレード歴は5年の現役為替・仮想通貨トレーダー、ほとんどの取引所を使った経験があり、現在使用している取引所は、「Bitget」「Bybit」。