DeFiステーキングとは?やり方・メリット・デメリットを徹底解説!
仮想通貨の情報を収集していて「DeFiステーキング」の名前を見聞きした人の多くは、このような疑問を抱えているでしょう。
また、すでにステーキングを知っている人なら「普通のステーキングと何が違うのか?」という点も気になるかと思います。
この記事では、こうしたDeFiステーキングの意味や始め方、通常のステーキングとの違いなどをまとめていきます。
「DeFiステーキングの内容を詳しく知りたい」「DeFiステーキングを始めてみたい」と考えている方は、ぜひ参考になさってみてください。
DeFiの意味については「DeFiとは?」の記事で詳しく解説しているため、こちらもぜひ合わせてご参照ください。
- DeFiステーキングとは「DeFi銘柄で行うステーキング」のこと
- ステーキングとは、仮想通貨の「預金・積立投資」のこと
- DeFi銘柄とは「DeFiの技術と関連が深い仮想通貨・トークン」のこと
- DeFiとは「管理者がいない金融システム」のこと(分散型金融)
- この「分散型金融」の実現につながる銘柄がDeFi銘柄
- 今後の社会のインフラとして定着した場合、価値が大きく上がる
- DeFiステーキングは取引をする必要がないため忙しい人でも投資しやすい
- ステーキングは国内の取引所でもできるが、DeFi銘柄はほとんどない
- そのため、DeFiステーキングをしたいなら海外の取引所の口座開設が必須
- 特におすすめの暗号通貨取引所はBitget(ビットゲット)
- DeFiステーキングに必要な通貨の取り扱い数が圧倒的
- 口座開設は1分〜数分で簡単にできるので、ぜひ気軽に試してみよう
※1BTCあたり$53,000換算|成行手数料(往復)の場合
登録方法は
簡単3STEP
認証用のメールが送信されます。メールボックスをご確認ください。
CoinBackサイト内リンクからFX口座を開設し、ユーザーIDを登録します。
※2つ目以降の取引所アカウントでも作成可能です
目次
DeFiステーキングとは
DeFiステーキングとは「DeFi銘柄で行うステーキング」です。
この詳しい意味について、ここでは以下のように内容を分けて説明していきます。
- DeFi(ディーファイ)とは
- ステーキングとは
- 普通のステーキングとDeFiステーキングの違い
以下、それぞれの詳しい説明です。
DeFi(ディーファイ)とは
DeFiとは「管理者がいない金融システム」のことです。
Decentralized Finance(分散された金融)を略してDeFiと呼び、日本語では「分散型金融」と表現します。
これが正確な意味ですが、一般的には「ブロックチェーン」の意味で使われます。
理由は、DeFiで「管理者をなくす」ために必要な技術がブロックチェーンであるためです。
DeFiステーキングでの「DeFi」も、分散型金融というよりは「ブロックチェーン」に近い意味です。
ステーキングとは
仮想通貨のステーキングとは「預金・積立投資」のことです。
正確な定義は「仮想通貨を保有し、その報酬として利益を得る方法」です。
これをわかりやすく言うと「預金・積み立て」となります。
普通のステーキングとDeFiステーキングの違い
DeFiステーキングは「ただの預金・積み立て」ではありません。
あくまで「DeFiの技術に関わるブロックチェーン」で管理されている仮想通貨に対するステーキングです。
つまり「DeFi(分散型金融)の世界をより発展させるであろう仮想通貨」だけが対象となっているわけです。
このため、たとえばバイナンスであれば、普通のステーキング(定期ステーキング)なら約280銘柄で預金・積み立てをできます。
しかし、DeFiステーキングの場合は「14銘柄」のみが対象となっています。
(データは2022年10月19日時点のものです)
DeFiステーキングのメリット
DeFiステーキングのメリットは、主に以下の4点です。
- 小まめにトレードをする必要がない
- 安定的な仮想通貨投資をできる
- DeFi銘柄はメジャーな仮想通貨よりも大きく値上がりしやすい
- 払い戻し自由の取引所が多い
それぞれのメリットについて詳しく解説していきます。
小まめにトレードをする必要がない
DeFiステーキングは「預金・積立投資」であるため、忙しくトレードをする必要がありません。
仮想通貨を「ひたすら預けておく」手法であるため、投資に関して時間を割く必要がないことがメリットです。
このため、特に忙しくて仮想通貨トレードの時間を取れないという人に適しています。
安定的な仮想通貨投資をできる
DeFiステーキングでも、その銘柄の価値は上下します。
そのため、完全に安定した運用ができるわけではありません。
しかし、預金や積立投資というべき性質であるため、小まめに売買を繰り返す手法よりは、確実に安定的な投資をできます。
特に毎週・毎月などの一定ペースで決まった金額を積み立てるようにしていると、長期的な投資計画も立てやすくなります。
DeFi銘柄はメジャーな仮想通貨よりも大きく値上がりしやすい
当然ながら、DeFiステーキングで暗号通貨を預けている間にも、その暗号通貨の価値は日々変化しています。
下落するリスクもありますが、大きく上昇する可能性もあるわけです。
そして、DeFiステーキングの対象になるような「DeFi銘柄」は、メジャーなビットコインなどの仮想通貨より、大きく値上がりする可能性が高いものです。
理由は、DeFi(分散型金融)はこれから社会に定着していくシステムであり、その社会への定着度合いによって、価値が大きく変わるためです。
たとえば、DeFi銘柄の一つであるLINK(チェーンリンク/ChainLink)は、ブロックチェーンと他のシステムをつなぐものです。
たとえば銀行やクレジットカードの決済システムと、仮想通貨のネットワークをつなぐことができるわけです。
これが社会のインフラとして定着した場合、LINKの価値は非常に大きくなります。
このように、DeFi銘柄は今後の金融インフラとして選ばれることにより「爆伸び」する可能性があるわけです。
ステーキングという安定的な投資でありながら「爆益」も期待できることがメリットの一つといえます。
なお、このように「爆上がり」が期待できる銘柄については「DeFiのおすすめ銘柄』の記事で詳しく解説しています。
払い戻し自由の取引所が多い
バイナンスなど多くの取引所は、DeFiステーキングの払い戻しを「いつでも自由」としています。
仮想通貨の種類にもよりますが、自由に払い戻しできるルールの取引所は多いものです。
こうした取引所では、払い戻しの手数料もかかりません。
このため「気軽に預けておく」「別の場所で使いたくなったらすぐ払い戻す」という使い方が可能です。
あまり深く考えずに簡単に始めて、いつでも軌道修正できるということです。
DeFiステーキングのデメリット
DeFiステーキングのデメリットは、主に以下の3点です。
- DeFiプロジェクトによっては行き詰まることもある
- 銘柄によっては利回り(利率)が低い
- 一定期間引き出せないこともある
- 通常の売買と同じく下落リスクがある
それぞれのデメリットについて詳しく説明していきます。
DeFiプロジェクトによっては行き詰まることもある
DeFi銘柄は、何らかの「プロジェクト」を持っています。
- ブロックチェーンと他のシステムをつなぐ
- 仮想通貨のレンディング(貸付)に特化したサービスを作る
- あらゆる商品を仮想通貨と一体化させて売買できるようにする(合成資産)
こうしたプロジェクトが社会に支持されたら、そのプロジェクトの株式というべき仮想通貨やトークンは大きく値上がりします。
しかし、逆にプロジェクトが頓挫したら、倒産した会社の株式と同等に、仮想通貨やトークンも無価値となるわけです。
実際にそのように行き詰まり暴落したDeFiプロジェクトはいくつかあります。
最も有名なのはLUNA(テラ・Terra)で、2022年5月に歴史的な暴落を記録しました。
LUNAは「仮想通貨のPayPal」を目指すもので、コンセプトとしては悪くありません。
そのため、多くの投資家の方々に期待されていましたが、それでもDeFiプロジェクトとして行き詰まり、失敗したわけです。
このように、DeFiステーキングによってプロジェクトに参加し、その仮想通貨やトークンの配当をもらっていても「その仮想通貨・トークン自体が無価値」になるリスクを意識する必要があります。
銘柄によっては利回り(利率)が低い
DeFiは預金・積み立てであるため「利回り」も重要です。
しかし、一部の銘柄は利回り・利率が低く、預けておいてもそれほど資産が増えないこともあります。
一般的には、メジャーなDeFi銘柄ほど利回りが低くなります。
逆に、マイナーでリスクのあるDeFi銘柄ほど利回りが高くなるものです。
最終的には「ハイリスク・ハイリターン」を取るか「ローリスク・ローリターン」を取るかという選択になります。
しかし、マイナーな銘柄について自力で深く研究し「将来性が高い」と判断できたら「ローリスク・ハイリターン」というべき投資もできるでしょう。
一定期間引き出せないこともある
DeFiステーキングは、いつでも自由に払い戻しできることもあれば、定期預金のように一定期間引き出せないこともあります。
このルールは取引所ごとに違い、同じ取引所の中でも銘柄や商品によってルールが異なります。
ルールは異なるものの「引き出したい時は自由に引き出したい」という場合、それができる銘柄のDeFiステーキングを選ぶことが必要です。
通常の売買と同じく下落リスクがある
当然ながら、DeFiのステーキングでも仮想通貨のステーキングでも、通常のDeFiや仮想通貨の売買と同じく</mark></strong>、その銘柄の下落リスクがあります。
これは日本円でFXや積み立て預金をする場合でも同じです。
FXでは当然円安などの下落リスクがありますし、円安になれば積立預金の価値も、世界的に見て目減りします。
(日本の中では減りませんが、世界で減るとどうなるのか、近年の円安で全ての日本人が実感したでしょう)
DeFiステーキングの利用方法&始め方・3つのステップ
DeFiステーキングの利用方法や始め方は、以下の3つのステップに分かれます。
- 海外の暗号通貨取引所で口座開設をする
- 「ステーキング用の口座」に仮想通貨を入金する
- 希望の仮想通貨・トークンを選んでステーキングする
それぞれのステップについて詳しく説明していきます。
海外の暗号通貨取引所で口座開設をする
まずは、海外の暗号通貨取引所で口座開設をします。
日本の取引所でもステーキングのメニューはありますが、銘柄の選択肢が非常に狭いものです。
特に「DeFi銘柄」に該当するものはほとんどなく、国内では「DeFiステーキングはほぼできない」といえます。
ただのステーキングでなく「DeFiステーキング」をしたい場合は、海外の暗号通貨取引所の利用が必須ということです。
もしどこで口座開設するか迷った場合には「海外仮想通貨取引所おすすめランキング」の記事を参考にして、選んでいただくと良いでしょう。
ステーキング用の口座(ウォレット)に仮想通貨を入金する
大部分の暗号資産取引所は、ステーキングと普通のトレードで「口座を分ける」スタイルをとっています。
- 通常のトレード:現物口座(現物ウォレット)
- ステーキング:資産運用口座(資産運用ウォレット)
このように、大部分の取引所が「現物・資産運用」という名称で、口座やウォレットを分けています。
DeFiステーキングをする場合は、預金や積み立てをしたい仮想通貨を、この「資産運用口座・資産運用ウォレット」に入れる必要があるわけです。
希望の仮想通貨・トークンを選んでステーキングする
所定の口座・ウォレットに資金を入れたら、あとは希望の仮想通貨・トークンを選んでステーキングを行うのみです。
ステーキングを実際にする時、決める内容は主に以下のものです。
- 預ける金額
- 預ける期間(払い戻し自由でない場合)
その他に細かい設定をできることもありますが、最初はこの2点だけ意識しておけば十分といえます。
以上がDeFiステーキングの利用方法と始め方ですが「ステーキングだけでなくDeFi投資全般を始めてみたい」という方も多いでしょう。
そのような場合は「DeFiの稼ぎ方・始め方」の記事でやり方を詳しく解説しているので、こちらも合わせて参考にしていただけたらと思います。
DeFiステーキングを実際にやってみた!
実際に、DeFiプロトコルのConvex FinanceでCVXのステーキングをやってみました。
USDTやUSDCなどのステーブルコインを中心に取り扱っている分散型取引所(DEX)、Curve Financeのイールドアグリゲーター
イールドアグリゲーターとは、簡単にいうと、分散型取引所(DEX)での運用を効率化してくれるサービスです。
Convex Financeを利用することで、Curve Financeでの運用利回りを最適化してくれます。
CVXは、Convex Financeが発行するトークンで、CVXをステーキングすると利回りとして、cvxCRVとcvxFXSがもらえます。
このようにDeFiステーキングでは、銀行預金の利回りをはるかに上回る報酬が得られるわけです。
しかし、国内の暗号通貨取引所では、DeFiステーキング対象の通貨はほとんど取り扱っていません。
DeFiステーキングを行うには、海外の暗号通貨取引所の口座が必要です。
CoinBackを経由して口座を開設すると、取引手数料の一部が永久にキャッシュバックされます。
DeFiステーキングをするなら、CoinBackを利用しましょう!
【まとめ】DeFiステーキングとは?内容と始め方を解説
DeFiステーキングは、仮想通貨投資の手法の中でも最も安定的で、大きな値上がりも期待できるものです。
「暗号通貨に投資してみたいけど時間が取れない」「何をすればいいのかよくわからない」という人には、特におすすめできます。
そして、これからDeFiステーキングを始めるために海外の暗号資産交換所の口座を開くなら、Bitget(ビットゲット)が最もおすすめです。
MEXC(旧MXC)がどのような取引所かは「Bitget(ビットゲット)の口コミと評判」の記事で詳しく紹介しているので、こちらもぜひご参照ください。