DeFiが魔界と言われる理由｜魔界で生き残る秘訣を紹介

DeFi（ディーファイ）の中でも特に「魔界」と呼ばれる領域や銘柄について、このような疑問や関心を抱えている方は多いでしょう。

DeFiの魔界（もしくは魔界DeFi）にはさまざまな意味がありますが、概ね「非常にハイリスク・ハイリターンなDeFi銘柄」と定義できます。

ここでは、そのようなDeFiの魔界で稼ぐポイントや役立つツール、注意点などのあらゆるポイントを解説していきます。

「DeFiの魔界に興味がある」「昔の仮想通貨バブルのような相場で一気に億り人になりたい」と考えている方は、ぜひ参考になさってください！

DeFiが魔界と言われる理由

DeFi（ディーファイ）が魔界といわれる理由は、以下の6点です。

それぞれの理由について詳しく解説していきます。

年間利回りが異常に高いから

DeFiの「魔界」の定義はまだ確立していませんが「魔界DeFi」と呼ばれるカテゴリもあります。

魔界DeFiとは「イールドファーミングでの年間利回りが1,000％を超えるDeFi銘柄」のことです。

たとえば外貨預金の場合、年間利回りが5％前後で「高利回り」と評価されます。

魔界DeFiの利回りはこの「200倍」であるため、外貨預金の常識と比較すると「天文学的」といえる利率の高さです。

なお、イールドファーミングとは「仮想通貨を預けて利子をもらう」運用方法です。

正確にはビットコインなどのメジャーなコインを預けて、マイナーな銘柄を利子としてもらうもので「流動性マイニング」と呼ばれます。

（メジャーコインを流通させず、マイナーコインの流動性を高める見返りとしてそのマイナーコインをもらえるため、このように呼ばれます）

相場の乱高下が激しいから

魔界DeFiの銘柄は、イールドファーミングの利子によって稼ぐだけでなく「通常のトレード」もできます。

売買や保有をしながら、その「価格上昇」によって利益を得られるということです。

（もちろん、空売りの場合は「下落」によって利益を得られます）

このこと自体は普通の仮想通貨と同じですが、魔界DeFiの銘柄は「通常の仮想通貨より圧倒的に相場の乱高下が激しい」状態になっています。

この不安定さ、よく言えばボラティリティ（価格変動性）の高さによっても「魔界」と呼ばれています。

多くの銘柄が上場後1日も経たずに無価値になるから

先ほどの話と繋がりますが、魔界DeFiで上場した銘柄の多くは1日も経たずに価格が暴落してしまいます。

これは、上場直後の値上がりを予想し、売り抜けようとする人が一定数いるためです。

ハッキングによって資金を失うリスクがあるから

ハッキングによって自己資金を失うリスクがある点がDeFiが魔界と呼ばれている理由でもあります。

DeFiは2020年ごろからブームとなり多くの人が参入し始めましたが、それに伴いハッキングによる被害件数も増加しました。

実際に、下記のツイートによると2022年内だけでも、ハッキングによる被害額は数千億円に上ります。

#PeckShieldAlert Wintermute has lost ~$160M, making it come to #5 on our 2022 DeFi exploit leaderboard
In this incident, exploiters immediately put the most stables into 3CRV pool to avoid blacklisting, while ～50% of Top 10 exploiters transferred to Mixer before Tornado sanction pic.twitter.com/RxMPOIypSz

— PeckShieldAlert (@PeckShieldAlert) September 21, 2022

ラグプルのような詐欺が多いから

魔界DeFiでは仮想通貨の世界でも特にラグプルのような詐欺が多いことに注意しなくてはなりません。

魔界と呼ばれるDeFiではトークンの発行が比較的かんたんであるため、ラグプルのリスクがある詐欺コインが非常に多く存在します。

仮に多くの人が期待していたプロジェクトが実際は詐欺プロジェクトであり、多くの人が資金を失ったということが起こっています。

DeFiの意味・仕組み自体が難しいから

魔界に限らず、そもそもDeFiの意味や仕組み自体が、ほとんどの日本人に理解されていません。

すでにDeFiに投資されているトレーダーの方々の中にも「よくわからないけど上がっているので投資してみた」という方が少なくありません。

（もちろん、トレーダーのスキルと金融知識は別物であるため、このようにわからない状態でも積極的に投資することは重要です）

最初の仮想通貨バブルの時と同じく、多くの人が「よく仕組みがわからないまま投資して乱高下を繰り返している」という点でも「魔界」と表現されます。

DeFiとは何なのか詳しく知りたいあなたは、こちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

魔界DeFi界隈で稼ぐポイント

魔界DeFiの界隈で稼ぐために意識すべきポイントは、以下の4点です。

それぞれのポイントについて詳しく説明していきます。

DeFi・魔界・P2E・NFTで稼ぐには新鮮な情報を仕入れる

これはDeFiに限った話ではなく、P2EやNFTなど仮想通貨の世界では情報の鮮度が稼げるかどうかに影響してきます。

例えば、2022年の初めから大ブームになったP2EのSTEPN(歩いて稼ぐNFTゲーム)は、4月ごろは1日数万円を稼げたものの、同年12月には1日に数百円頰度しか稼げなくなりました。

このように、情報をいかに早く仕入れるかが利益の大きさに直結してきます。

魔界DeFi投資で役立つツールを導入する

魔界DeFiに限らず、暗号通貨投資に関してはさまざまな機能を持ったツールが提供されています。

そして、それらのツールの中でも特に魔界DeFiへの投資で広く用いられるものが多数存在します。

それらのツールを駆使することで、魔界DeFiのカオスな相場の中でも、確かな予想や先読みをしやすくなるものです。

具体的にどのようなツールを使うべきかは「魔界DeFi投資でおすすめのツール」の段落で詳しく紹介しています。

評判の良いインフルエンサーの方々をフォローする

魔界DeFi界隈で多くのトレーダーの方々や取引所から評価されている、評判の良いインフルエンサーの方々をフォローすることも重要です。

そのような方々をフォローすることで、より鮮度の高い情報を得ることができ、DeFi界隈の他のトレーダーがどう動くかも予想しやすくなります。

魔界DeFiの界隈で特に評価の高いインフルエンサーの方々としては、以下の4名の方々が挙げられます。

（もちろん他にも多く見えますが、ここではスペースの関係でこちらの4名様のみに絞ってご紹介させていただきます）

ハンドルネーム	ツイッターID
あおいさん	@btcfx295
あどまんさん	@admen_vc_2
魔LUCIAN	@lucianlampdefi
Gukoさん	@crypt_guko

100万→10億に増やしたときの仮想通貨バブル波乗り戦略をまとめています。2年分のまとめが膨大すぎて難航中ですが、9月末〜10月中頃くらいには公開できそうです。無料公開します。しっかり準備して次のバブルはみんなで波乗りしよう

— aoi_jp (@btcfx295) September 6, 2022

あおいさんは、仮想通貨バブルの際に100万円の元手を10億円まで増やされた、カリスマ仮想通貨トレーダー様です。

Huobiのパーティ、Kudasaiメンバーを始め、魔るしあんさんやジョンさん、ビームくんとか色んな人と話せて楽しかった。
会場の隅っこで震えなくて良かったわ。

今はKudasai二次会参加してる pic.twitter.com/OrJrv01Emz

— ᴀᴅᴍᴇɴ | ᴄʀʏᴘᴛᴏᴛɪᴍᴇs (@admen_vc_2) October 28, 2022

あどまんさんはHuobi Globalなど多くの取引所のイベント等に招待されており、日々のツイートでも高度な分析や解説をされているトレーダー様です。

【BCGに的を絞っての再掲です】

ブロックチェーンゲーム関連のクリプト事業について、より深く関わりたいという思いがあり、お手伝いをさせて頂きたく事業やPJを募集しています。

トケノミクスやマーケティングに関するアドバイザーやレビュアー、壁打ち役等、まずはDMでご相談頂けたらと存じます。

— 魔LUCIAN (@lucianlampdefi) August 28, 2022

魔LUCIANさんは、暗号資産投資家兼ゲーマーの方で、DeFiの領域の中でも特にGameFi（ゲームファイ）に精通されているトレーダー様です。

クリプト投資判断チェックリスト

爆発的に流行る可能性のある全く新しい何かが生まれかけている（例 DeFi, NFT）
それは、あなたが簡単に儲けられるものである
世界的に経済・株価が上向きである

全てが当てはまっていると言えるなら、Let's invest!!

— Guko (@crypt_guko) October 10, 2022

Guko様は魔界DeFiにとどまらずNFTやクリプト全般など、仮想通貨領域の総合で日々わかりやすく高度な解説をされているトレーダー様です。

DeFiや暗号通貨の仕組み自体をよく理解する

現状、DeFiやNFTに投資されているトレーダー様の半分程度は「DeFiやNFTの仕組みがよくわかっていない」ものです。

このため、目先の相場に振り回されてしまうことが多く、結果として大きな損失を出してしまうことがしばしばあります。

しかし、DeFiやNFT、暗号通貨の仕組みや本質を理解できていれば「どの銘柄がどの程度上がるか」はある程度予想できるものです。

このような本質的な研究やリサーチもしていただくことで、魔界DeFiへの投資でも、より高い確率で成功を収められるようになるでしょう。

このようなDeFiの本質については「DeFiとは？意味と仕組みを図解」の記事で詳しく解説しているため、こちらもぜひ参考にしていた思います。

【魔界Defi】年間利回りが1000％を超えたDefiプロダクト

ここでは、年間利回りが1000%を超えたDeFiプロダクトを紹介していきます。

今回紹介するのは以下の3つです。

それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

PancakeSwap

総合評価	★★★★★
時価総額ランキング	116位
目安価格	¥228.68
時価総額	¥60,568,117,837
ローンチ時期	2021年
公式サイト	https://pancakeswap.finance/

（※データは2024年9月8日時点）

1つ目はPancakeSwapです。

PancakeSwapはBNBチェーン上に構築されたDEX(分散型取引所)です。

BNBチェーンを基盤としているため、手数料が安くトランザクションの処理が速い点を特徴としています。

PancakeSwapで流動性提供を行ってLPトークンを獲得し、そのLPトークンをステーキングすることでガバナンストークンであるCAKEを獲得できます。

さらに、CAKEを一定期間ロックすることで、年利を上げることもできます。

他にもLotteryという宝くじのようなサービスや、独自のNFTマーケットプレイスがある点など様々な特徴を持っています。

QuickSwap

総合評価	★★★★★
時価総額ランキング	650位
目安価格	¥6,179.99
時価総額	¥4,482,014,508
ローンチ時期	2020年
公式サイト	https://quickswap.exchange/#/

（※データは2024年9月8日時点）

2つ目はQuickSwapです。

QuickSwapはPolygonネットワークを基盤とした分散型取引所です。

Polygonはイーサリアムが抱えるスケーラビリティ問題の解決を目的としたプロジェクトであり、安い手数料と高速なトランザクション処理を特徴としています。

QuickSwapで流動性提供を行うことでガバナンストークンのQUICKを獲得できます。

QUICKは保有してコミュニティに関する投票権を得られたり、ステーキングして利回りを獲得できるなど様々な利用方法があります。

Sushiswap

総合評価	★★★★★
時価総額ランキング	243位
目安価格	¥80.35
時価総額	¥20,985,124,738
ローンチ時期	2020年
公式サイト	https://sushi.com/

（※データは2024年9月8日時点）

最後に紹介するのがSushiSwapです。

SushiSwapはイーサリアム基盤のDEXであり、QuickSwapと同じくUniswapを参考にして作られました。

SushiSwapでは、レンディングサービスの「Kashi」やステーキングの「Sushi Bar」、IDOプラットフォームの「Miso」など日本人がつけたような名前のサービスがいくつも見られます。

また、SushiSwapはクロスチェーンに対応しており、2022年12月時点で以下の18種類ものチェーンに対応しています。

魔界DeFi界隈で稼ぐためのツール

魔界DeFi界隈で稼ぐために役立つツールでは、以下の3つが挙げられます。

それぞれのツールについて詳しく紹介していきます。

Discord（ディスコード）

引用元：Discord

Discord（ディスコード）は、世界各国で愛用されているチャットツールで、特に仮想通貨やAIなど、先端的な技術の情報交換で広く用いられています。

Discordの中には無数のチャットルームがあり、それらの中で魔界DeFiに関する専門的かつ有益な情報が交換されている部屋も多くあります。

特に日本人のトレーダーの方々が多く、魔界DeFi関連の情報が多く交換されているのは、以下の2つのルームです。

こうしたルームで最新情報を得ながら投資することで、魔界DeFiの投資でもより多くのチャンスをつかめるでしょう。

MOONARCH（ムーンアーチ）

引用元：MOONARCH

MOONARCH（ムーンアーチ）とは、BSCに新しく登場した暗号通貨をすぐに発見できるツールです。

BSCとは、Binance Smart Chain（バイナンス・スマートチェーン）の略です。

Binanceが独自に提供しているブロックチェーンで、Binanceとの入出金の手数料が無料か格安になり、トランザクションの速度も1分〜5分程度と非常に速いことが特徴です。

そのBSC（BEP20）で新たに使えるようになった暗号通貨がわかるツールが、このMOONARCHです。

ということで、魔界DeFi界隈で価格が上昇するコイン・トークンを見つけやすくなっています。

PooCoin（プーコイン）

引用元：PooCoin

PooCoin（プーコイン）は、BSCで利用できる暗号資産すべてのチャートを表示できるツールです。

MetaMaskのアカウントと連動させることで、そのままDEX（分散型取引所）での交換（売買）もできます。

BSC関連で今上がっている銘柄、下がっている銘柄を簡単に一覧でき、この領域で稼ぐチャンスを見つけやすいツールです。

なお、新しくBSCに採用された仮想通貨については、MOONARCHの方が早く反映されます。

このため、PooCoinを利用する場合もMOONARCHと併用することをおすすめします。

DeFiで稼ぎたい時の注意点

魔界も含めてDeFi（ディーファイ）で稼ぎたい時の注意点は以下の2点です。

それぞれの注意点について詳しく解説していきます。

嵌め込みの噂があるインフルエンサーの方々はフォローしない

魔界DeFiの界隈で稼ぐ上で、信頼できるインフルエンサーの方々をフォローすることは非常に重要です。

しかし、その逆に「嵌め込み」などの噂があるインフルエンサーの方々をフォローすることは、慎重にすべきといえます。

嵌め込みとは「煽って罠にハメる」ことですが、仮想通貨投資の分野全般で、ごくごく稀にこうしたインフルエンサーの方々が存在すると指摘されています。

仮にそうした噂が事実だとすると、それらのインフルエンサーの方々は特定の取引所やコイン・トークンの発行元などと連携し、相場操縦に参加されているということです。

真偽のほどは定かではありませんが、特に海外ではこうしたインフルエンサーの方々に騙されて資産を失ったトレーダーの方々が多く見えます。

このため、インフルエンサーの方々から情報を得るのであれば、先に紹介したような魔界DeFi界隈で評価の高い方々を厳選するようにしましょう。

ゼロになっても良い余裕資金だけを投資する

魔界DeFiは「魔界」と呼ばれるだけに、あっという間に相場が急上昇することもあれば、急落することもあります。

100倍の上昇や100分の1の下落は当たり前であり、もっと上の天文学的な急騰・暴落もしばしば見られます。

魔界DeFiもほとんどの暗号資産交換所は「ゼロカット」を採用しているため、借金（追証）が発生することはありません。

しかし、注ぎ込んだ資産がゼロになることは十分あり得ます。

そのため、魔界DeFiに投資する時は「この資金は最悪全額失ってもかまわない」といえる完全な余裕資金だけを投資するようにしてください。

【まとめ】DeFiが魔界と言われる理由

DeFiが魔界と呼ばれる理由は、利回りが異常に高いことや相場の乱高下が多いこともありますが、何より「仕組みを理解できていない人が多い」ということが、最も大きいといえるでしょう。

仮想通貨投資全般でいえることですが、そのブロックチェーンなどの仕組みを理解していれば「どの銘柄がこれからの社会で必要とされるのか」を、ある程度の確度で予想しやすくなります。

魔界DeFiに投資する上では、チャートの上下を見ることも重要ですが、こうした「本質」も意識していただくのが良いでしょう。

そして、ここまでも紹介してきた通り、魔界DeFiの銘柄に最も投資しやすい暗号資産交換所はBitget（ビットゲット）です。