OKX(OKEx)のオプション取引の方法|よくある質問も回答
なんて疑問を思ってませんか?
シンプルな先物取引と違ってオプション取引は敷居も高く少し分かりづらい印象がありますよね。
今回は、OKXで取引経験の長い筆者がオプションとは何か、そして取引のやり方について画像付きで解説していきます。実際にOKX(OKEx)を使っている人たちの口コミ・評判はこちらの記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
- オプションとは何かについて
- オプションにはプットとコールがある
- OKXはヨーロッパスタイルを採用している
- 相場が動いていないときにこそオプション取引は最適!
- Coinbackに登録してお得にオプション取引をする
※1BTCあたり$53,000換算|成行手数料(往復)の場合
登録方法は
簡単3STEP
認証用のメールが送信されます。メールボックスをご確認ください。
CoinBackサイト内リンクからFX口座を開設し、ユーザーIDを登録します。
※2つ目以降の取引所アカウントでも作成可能です
目次
オプション取引とは?
オプションとはある金融商品をあらかじめ定められた期日に定めた価格で売買できる権利のことです。
その権利を売買する仕組みをオプション取引といいます。
オプションは先物などと同じくデリバティブ取引の一種となっています。
デリバティブとの違い
簡単に違いを説明すると、先物取引は「将来絶対に取引しなければならない」のに対し、オプション取引は「将来取引しても良いし、しなくても良い」という点が挙げられます。
先物取引とオプション取引は同じデリバティブですが、両者には決定的な違いがあります。
先物取引
「将来の定められた期日に、あらかじめ定められた価格で『原資産』を売買することを約束する取引」です
オプション取引
「あらかじめ定められた期日に、あらかじめ定められた価格で、原資産を『買うまたは売る権利』を売買する取引」です。
つまり簡単にいうと、先物取引が売買の契約であるのに対し、オプション取引は権利の取引だということです。
オプション取引の仕組み
オプション取引の仕組みについてもう少し具体的に見ていきます。
オプションにはコールオプションとプットオプションの2種類があります。
コールオプションは買う権利、プットオプションは売る権利のことを言います。
このそれぞれを売買することができるためオプション取引は以下の4種類に分けることが出来ます。
- コールの買い
- コールの売り
- プットの買い
- プットの売り
ここからはオプションの仕組みについてBTCのコールオプションを例に見ていきます。
コール・オプションの買い
BTCが上昇すると予想した人が使います。
コール・オプションの売り
BTCが一定以上の価格には上昇しないと予想した人が使います。
コールオプションを買い手が売り手からBTCを40000ドルで買う権利を1000ドルで取引したとします。この時点でオプションの支払いは行われているので、買い手には1000ドルの損失、売り手側には1000ドルの利益が出ています。
予め定めた価格を権利行使価格、オプションの購入料金をプレミアムと呼びます。
このような取引を経て、満期日(実際に取引する日)を迎えた場合、以下の2パターンが考えられます
BTCが上昇した場合
BTC:44000$
買い手はコール・オプションを権利行使価格の40000ドルで行使する。
買い手の利益:44000$-40000$-1000$=3000$
売り手の損失:40000$-44000$+1000$=-3000$
BTCが下落した場合
BTC36000$
買い手はコールオプションの権利を放棄する(取引を行わない)
買い手の損失:プレミアムで支払った1000$
売り手の利益:プレミアムで受け取った1000$
ということになります。以上のようにコール・オプションでは日経平均株価の価格によって買い手がオプションの行使/放棄を選択できます。
上記で視た貰えば分かる通りオプション取引では選択しに上に行く、下に行く以外に相場が動く、動かないも考える必要がありますがその代わり相場が殆ど動かない状況でもコールまたはプットを売却することでプレミアムを稼ぐことが出来ます!
逆に売り手はオプションの行使/放棄の選択は出来ず、買い手の判断に従うのみです。
これは買う権利のコールオプションだった場合で売る権利であるプットオプションも逆なだけで基本的に同様です。
OKX(OKEx)のオプション基本情報
OKXのオプションは有効期限にのみ権利を行使できるヨーロッパオプションを採用しています。
OKXのオプションの種類
オプションは、行使価格と原資産の価格の差に応じて、インザマネー(ITM)、アットザマネー(ATM)、アウトオブザマネー(OTM)に分類できます
契約タイプ | S(最終決済価格)とK(行使価格)の関係 | ITM / ATM / OTM |
---|---|---|
コールオプション | s > k | ITM |
s < k | OTM | |
s = k | ATM | |
プットオプション | s < k | ITM |
s > k | OTM | |
s = k | ATM |
オプションの手数量
オプション取引も先物と同様にOKB,保有量、そして一ヶ月の取引量によって変わってきます。
ユーザーレベル | OKB保有量 | 1ヶ月取引量(btc) | メイカー手数量 | テイカー手数量 |
---|---|---|---|---|
1 | 500以下 | 1000以下 | 0.02% | 0.05% |
2 | 500以上 | 1000以下 | 0.018% | 0.045% |
3 | 1000以上 | 1000以下 | 0.017% | 0.04% |
4 | 1000以下 | 1000以下 | 0.016% | 0.035% |
5 | 2000以上 | 1000以下 | 0.015% | 0.03% |
OKX(OKEx)のオプション取引の方法
では次にOKXでオプションを取引する方法について解説していきます。
OKX(OKEx)の使い方はこちらの記事で詳しく解説していますので、気になるあなたは、こちらの記事も一緒にご一読ください。
PC・パソコンでのやり方
取引画面に行く
まずはトップページから「Maragin Trading」をクリックして取引画面に行きましょう。
次に取引画面の銘柄選択の部分から「Option」を選択して取引したいオプションを選択します。
今回はBTCのオプションを選択して次へ進んでみましょう。
方向を選択する
次にこのような画面が表示されるので上がるか下がるか選択しましょう。
左の上矢印はコールを、右の下矢印はプットを購入します。
オプション契約を選択する
この画面では様々な推奨契約が表示されます。
各契約には原資産の売買に同意した価格と契約の有効期限が切れる日付が表示されます。
初心者でもわかりやすく各契約を期間とリスクで分類されていてどういったリターンがあるか等を一目で判断ですることが出来ます。
契約の詳細を入力する
選択したら価格、そして数量を入力します。
ポジションをクローズする
基本的にオプションは自動的に決済され、満期時の利益はUSDTまたは取引された暗号資産のいずれかで支払われます。
有効期限が切れる前に手動でポジションをクローズすることももちろん可能です。
これはポジションが表示されている場所から指値を入力または成行でクローズすることが可能です。
アプリ・スマホでのやり方
まず、アプリのトップページを開きます。
一番下にあるメニューの「Trade」のアイコンを押してください。
このような画面になります。
右上の「Spot」という文字を押してください。
このように取引の種類が並びます。
「Options」を選んでください。
オプション取引の画面になりました。
最初は「ビットコインが上がると思う」になっています。
赤いボタンを押すと「下がると思う」に切り替えられます。
そして、賭けられるオプションの種類と金額が、下の方で一覧になっています。
スクロールすると、このようにすべての商品を見られます。
ビットコインしか対応していないということもあり、金額は高めになっています。
日付も選択できます。
「上がると思う・下がると思う」という予想が「いつの時点のものか」という日付です。
この時点で2022年9月14日でしたが「12月30日」まで期日があります。
なお、OKXのオプション取引ではビットコイン(BTC / USDT)以外は選べません。
そのため、選択肢は「日付」と「オプションの商品」のみになります。
オプションの価格は、当日だと安いものが見つかります。
2022年9月14日の場合、最安は50.67ドルでした。
オプションを選択すると、今の相場状況やリスク・リターンの説明が出ます。
読んで問題なければ「Confirm」を押します。
価格は米ドル(USD)建てになっているため、それをBTCかUSDTで買います。
右上の「Buy in USDT」で、USDTでの購入に切り替えできます。
購入に使う仮想通貨の金額を入力し「Confirm」で確定します。
OKX(OKEx)のオプション取引でよくあるQ&A
OKXのオプション取引で特によく見られる疑問点は以下のようなものです。
- 仮想通貨の種類・銘柄は何を選べるか
- 期日の選択肢はどうなっているのか
それぞれの疑問に回答していきます。
仮想通貨の種類は何を選べる?
選べる仮想通貨の種類は「BTC / USDT」のペアのみです。
他の仮想通貨が選べないことは、実際に選ぼうとするとわかります。
たとえば、上の画面はリップル(XRP/USDT)を選んだものです。
赤い部分で以下のように書かれています。
XRP isn’t available for the following transaction types. Tap to go to the BTC market.
(リップルは下記の取引方法に対応していません。タップしてビットコインの画面に移動してください)
そして、この「下記の方法」にOption(オプション取引)が入っているわけです。
加えて「BTCの画面に移動してください」とあることから「ビットコインしか対応していない」こともわかります。
独自トークンのOKBやイーサリアムなどもチェックしましたが、やはり同様にオプション取引は非対応でした。
ただ「BTC / USDT」の中でも予想のオプションの種類が大量にあるため、仮想通貨の種類はBTCのみで何も問題ないでしょう。
むしろ初心者のうちは選択肢が多いと混乱するため、この方がシンプルで良いとえます。
OKX(OKEx)の取引通貨一覧はこちらの記事で解説していますので、この記事と一緒に読んでみましょう。
選べるオプションの期日は?
選べるオプションの期日は以下の6種類です。
- 今日
- 明日
- 明後日
- 1週間後
- 1カ月後(の末日)
- 3ヶ月後(の末日)
下の画面は2022年9月14日時点のものですが、明日の15日と明後日の16日、1週間後の23日などが映っていることがわかります。
オプションの価格は期日が先になるほど高くなります。
まずは近い期日のオプションから経験を積むのがいいでしょう。
【まとめ】OKX(OKEx)のオプション取引方法
オプション取引はまだまだ日本では積極的に売買されておりませんが今後仮想通貨市場が拡大するに連れて出来高もどんどん増えていくこと間違いなしです。
オプション取引をマスターすることで更に選択しが増え、収益チャンスが広がるのでこの機会に基礎を叩き込みましょう!- デリバティブ取引手数料 メイカー:0.02%テイカー:0.05%
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