DeFiマイニングとは?実際にやってみた結果を紹介!
DeFi投資の手法の一つであるDeFiマイニングについて、このような疑問・関心を抱えている人は多いでしょう。
上のような疑問の他にも「どのくらい稼げるのか」「始める時はどこで投資するのがおすすめなのか」などの点が気になる人も多いはずです。
この記事では、こうしたDeFiマイニングに関するあらゆる疑問に答えつつ、DeFiマイニングについて総合的に解説していきます。
「DeFiマイニングについて詳しく知りたい」「DeFiマイニングで利益を出したい」と考えている方は、ぜひ参考になさってください!
- DeFiマイニングとは「流動性マイニング」のこと
- 厳密には「DeFi銘柄でマイニングをする」場合は全て該当する
- しかし、一般的には「流動性マイニング」のことを指す
- DeFiマイニングはBybitで始めるのが最も簡単で稼ぎやすい
- アプリ・PCから誰でも簡単に始められ、利回りも高く銘柄も豊富
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DeFiマイニングとは
DeFiマイニングとは何か、要点をまとめると以下の2点になります。
- DeFi銘柄に該当するコインのマイニングのこと
- 一般的には「流動性マイニング」のこと
それぞれの要点について詳しく解説していきます。
DeFi銘柄に該当するコインのマイニングのこと
DeFiマイニングとは「DeFi銘柄に該当する仮想通貨・トークンのマイニング」のことです。
マイニングの意味自体は、通常の仮想通貨・トークンのマイニングと同じです。
マイニングでは、特定のアクションを行うことで、仮想通貨やトークンを入手できます。
特定のアクションとは、主に以下の2種類です。
- ブロックチェーンの正しさを検証する(演算作業)
- 仮想通貨・トークンを取引所に預ける
DeFiマイニングの場合、ほとんどは②のアクションを行います。
一般的には「流動性マイニング」のこと
上の段落の「②:仮想通貨・トークンを取引所に預ける」というマイニングを「流動性マイニング」と呼びます。
DeFiマイニングとは、一般的にこの「流動性マイニング」のことです。
流動性マイニングは「その取引所のトークンに流動性を提供することで報酬を得ること」です。
流動性とは「流通量の多さ」です。
- そのトークンが多く流通する手助けをする
- その見返りとして、そのトークンをもらう
という仕組みです。
「見返りとしてトークンをもらう」という行為が、昔からあるマイニングと似ているため「流動性マイニング」と呼ばれます。
(昔からあるマイニングでは、検証作業をすることでその仮想通貨をもらえます)
なお、ここで説明しているトークンとは「独自のブロックチェーンを持たない暗号資産」のことです。
ビットコインやイーサリアムのように、独自のブロックチェーンを開発しているものは「仮想通貨」といいます。
トークンはそれらのブロックチェーンの技術を「借りている」ものであり「取引所やプロジェクトが発行する株式」に近いものです。
「取引所の株式を流通させる手伝いをしたことで、その株式を追加でもらえる」というのが流動性マイニングです。
(なお、DeFi自体の意味や仕組みは「DeFi(ディーファイ)とは?」の記事で詳しく解説しています)
DeFiマイニングの方法
DeFiマイニングを始める時は、Bybit(バイビット)を利用するのがおすすめです。
ここでは、BybitアプリでのDeFiマイニングのやり方・始め方を、実際の画面とともに解説します。
始め方の手順・ステップは以下の通りです。
- Bybitアプリの「ホーム>その他>流動性マイニング」を選択
- 「流動性を追加>仮想通貨の種類」を選択
- マイニングする金額(数量)を入力
- 資産運用アカウントに資金がなければ「振替」を行う
- 手続き完了(詳細を確認し5分後の反映を待つ)
以下、それぞれの手順の説明です。
(画面は2022年11月3日時点のものです)
Bybitアプリの「ホーム>その他>流動性マイニング」を選択
まず、Bybitのアプリのホーム画面で「その他」を選びます。
これが「その他」の画面です。
「資産運用」の欄にある「流動性マイニング」を選んでください。
「流動性を追加>仮想通貨の種類」を選択
これが「流動性マイニング」の画面です。
右下の「流動性を追加」のボタンを押してください。
このように流動性マイニング(DeFiマイニング)をできる銘柄が一覧になります。
マイニングしたい銘柄を選んでください。
このように緑の文字で利回りの説明が表示されます。
良いと感じたら「流動性を追加」をタップしてください。
マイニングする金額(数量)を入力
これが「流動性を追加」の画面です。
「通貨タイプ」の部分は特にこだわりがなければ最初の設定のままでかまいません。
入力するのは基本的に「数量」だけです。
この数量ですが「利用可能残高」がゼロの人が多いでしょう。
この場合、右側にある「振替」を押してください。
資産運用アカウントに資金がなければ「振替」を行う
これが「振替」の画面です。
大抵の人は「現物アカウント」に仮想通貨を持っているはずです。
この「現物アカウント」から「資産運用アカウント」に仮想通貨を移動させます。
(双方のウォレットは最初から設定されているので、触る必要はありません)
「振替金額」の欄に、振替したい金額を入れてください。
(一番下の「振替可能額」の部分に、現物ウォレットにいくらあるかが書かれています)
このように金額を入力したら「振替を確認」のボタンを押します。
画面の上の方に小さく「振替完了」と出て、先ほどの「流動性を追加」の画面に戻ります。
見ての通り「利用可能残高」の部分が増えています。
ここであらためて、マイニングしたい数量を入力します。
たとえばETHの場合は最小の数量が「0.01ETH」からとなっています。
希望の金額を入力したら「追加」を押します。
このような確認画面になります。
説明を読んだ上で「解除する」を押します。
(説明は省きますが、ここでは「解除する=進む」の意味と考えてください)
手続き完了(詳細を確認し5分後の反映を待つ)
「処理中の注文」という画面になります。
右下の「お客様の流動性を表示」を押してください。
これが「お客様の流動性」の画面です。
先ほどDeFiマイニングをした仮想通貨が「保留中(追加)」と書かれています。
5分ほどすると、保留中だったものが「有効な金額」という緑の文字になります。
これでDeFiマイニングの設定は完了です。
後は日々収益が増えていくのをチェックするだけです。
DeFiマイニングで稼ぐコツ
DeFiマイニングで稼ぐコツは以下の3点です。
- 独自トークンの将来性が期待できる取引所を選ぶ
- 利回りが高い取引所を選ぶ
- 「アグリゲーター」を使いポートフォリオを自動で最適化する
それぞれのコツについて詳しく解説していきます。
独自トークンの将来性が期待できる取引所を選ぶ
DeFiマイニングでは「その取引所の独自トークン」を報酬として受け取ります。
ということは「その独自トークンの将来性」が何よりも重要となります。
利回りも重要ですが、たとえば「価値のない独自トークンを高い利回りでたくさんもらっても意味がない」ということです。
逆に利回りが低くても「その独自トークン自体の価値が上がっていく」なら、そのDeFiマイニングには大きなメリットがあります。
利回りが高い取引所を選ぶ
独自トークンの将来性の次に重要なのは「利回りの高さ」です。
「暴落や大幅な下落をしない」という前提であれば、当然利回りは大きいほど良くなります。
DeFiマイニングでは年間の利回りが1,000%を超える銘柄も多く、通常の投資ではあり得ない高い利率で利息を得ることができます。
「アグリゲーター」を使いポートフォリオを自動で最適化する
DeFiマイニングも含めて、仮想通貨で利子を稼ぐ投資手法では「アグリゲーター」というツール(サービス)があります。
アグリゲーターとは「収集する者」という意味で、あらゆる仮想通貨の投資先を収集し、リアルタイムで分析します。
そして「現時点で最も利益率が高くなるポートフォリオ」を自動的に組み、資産を配分してくれるのです。
いわば「自動投資」であり、株式投資でいう「ロボアドバイザー」とほぼ同じものといえます。
このアグリゲーターで良質なものを選ぶことで、初心者でも効率的なDeFiマイニングや、その他の利息を得る運用をできます。
DeFiマイニングをする際の注意点
DeFiマイニングを行う際に、注意すべきポイントは以下の2点です。
- 無名の取引所は詐欺のリスクがあるため使わない
- 途中で償還(解約)できる場合は相場に応じて利確・損切りをする
- 流動性マイニングは「インパーマネントロス」に注意
それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。
無名の取引所は詐欺のリスクがあるため使わない
DeFiマイニングは「特定の取引所」を利用します。
その取引所にメジャーな仮想通貨を預け「その取引所の独自トークン」を受け取るわけです。
ということは「その取引所が破綻したら、独自トークンの価値はなくなる」ということです。
(独自トークンは会社の株式と同じものと考えてください)
会社の株式と同じであるため、無名の取引所に投資することにはリスクがあります。
ただハイリスクというだけでなく「そもそも最初から計画倒産するつもりの詐欺」ということも、しばしばあるものです。
もちろん「無名だからこそ大きく伸びる」という可能性もあるでしょう。
この可能性があるからこそ、こうした詐欺に騙されてしまう人も多いわけです。
確かなことは、仮に伸びる可能性があったとしても「無名な取引所のDeFiマイニングは上級者向け」であり、初心者向けではないということです。
少なくとも初心者・中級者のうちは「ある程度知名度のある取引所だけでDeFiマイニングを行う」ようにしましょう。
途中で償還(解約)できる場合は相場に応じて利確・損切りをする
DeFiマイニングの運用ルールは、取引所によって異なります。
同じ取引所でも、商品によってさらに異なります。
特に大きなルールの違いは「途中で償還できるか」です。
償還は「定期預金の解約」というとわかりやすいでしょう。
DeFiマイニングの商品の中でも、途中で償還できるものもあれば、できないものもあります。
(途中で償還できるものは、当然ながら利回りが下がることが一般的です)
このように途中で償還できる場合は、相場の状況を見て利益確定や損切りを適宜行うようにしましょう。
言うまでもなく、DeFi銘柄は短期間で急騰することもあれば、急落することもあるためです。
このようなDeFi銘柄のハイリスク・ハイリターンぶりについては「魔界」と表現されることもあります。
(特に利回りが年率1,000%を超える銘柄を「魔界DeFi」と呼ぶこともあります)
こうしたDeFiの「魔界」ぶりについては「DeFiの魔界とは?」の記事で詳しく解説しています。
流動性マイニングは「インパーマネントロス」に注意
DeFiマイニングの中でも「流動性マイニング」をする場合は「インパーマネントロス」に注意が必要です。
インパーマネントとは「永続しない・非永久的」という意味です。
パーマネントが永久の意味なので、それに打ち消しの「イン」が付いている単語です。
【参考】impermanent| 英辞郎
このため、インパーマネントロスの意味は「非永続性による損失」となります。
具体的には「流動性マイニングで、流動性プールに資金を預け入れているうちに発生する損失」のことです。
流動性マイニングは、通常のマイニングのように演算作業をするわけではありません。
新しい仮想通貨を使って欲しい発行母体が「USDTなどの主要な仮想通貨と、うちの仮想通貨を交換して、しばらく保有してくれたら利子をつけます」という仕組みです。
この利子によって稼げることがマイニングに似ているため、流動性マイニングと呼ばれます。
流動性とは「その仮想通貨の流通のしやすさ」です。
新しい仮想通貨を誰も買ってくれなければ、流動性が上がりません。
しかし、利子をつけることを条件に一時的に買ってもらうことで、流動性が上がるわけです。
そのように「流動性を上げることに貢献して報酬をもらう」ことが、流動性マイニングの意味です。
これをすると、購入した新しい仮想通貨の価値が下落し、損失を被る可能性があります。
また、預け入れしているUSDTなどが値上がりしたら、本来そのチャンスを自分が活かせるはずだったのに、活かせなくなります。
このように、流動性マイニングの預け入れ中に起きる価格変動による損失を「インパーマネントロス」というわけです。
DeFiマイニングに関する質問
DeFiマイニングとは、流動性マイニングのことです。
この流動性マイニングについて「イールドファーミングやステーキングと何が違うのか?」と疑問に感じている人は多いでしょう。
ここでは「流動性マイニング・イールドファーミング・ステーキング」の3者の違いを解説していきます。
流動性マイニングとイールドファーミングの違いは?
流動性マイニングとイールドファーミングの違いは「流動性マイニングはイールドファーミングの一部である」ということです。
イールドファーミングとは「仮想通貨を取引所にあずけて利息を受け取る行為全般」です。
イールドとは「利回り」のこと、ファーミングとは「農耕」のことです。
種をまくように仮想通貨を預け、収穫の時期が来た時に報酬をもらう形式が、農耕に似ていることからこのように呼ばれます。
そして、この名前からもわかるように「仮想通貨を預けて利息をもらうなら、それは全てイールドファーミング」となります。
この定義は、グローバル版のBUSINESS INSIDER(ビジネス・インサイダー)の以下の記述でわかります。
Yield farming involves lending or staking cryptocurrency in exchange for interest and other rewards.
イールドファーミングには、利子やその他の報酬と引き換えに暗号通貨を貸したりステーキングしたりすることが含まれます。
引用元:BUSINESS INSIDER
この記事のタイトルでも、同じ意味をより簡潔に説明しています。
Yield farming: An investing strategy involving staking or lending crypto assets to generate returns
イールドファーミング:暗号資産をステーキングまたはレンディングしてリターンを生み出す投資戦略
引用元:同上
つまり、イールドファーミングには以下の投資手法も全て含まれます。
- レンディング(貸付)
- ステーキング(積立)
- セービング(預金)※当記事で追加
仮想通貨やトークンを「誰かに貸したり預けたりして利息をもらう」という行為は、すべて「イールドファーミング」となるわけです。
このイールドファーミングにレンディングなど多くのパターンがある中、その一つとして「流動性マイニング」もあるということです。
つまり「流動性マイニングはイールドファーミングの一部」なのですが、このことはBybitの公式サイトでも以下のように説明しています。
流動性マイニングはイールドファーミング内に加わった新たな技術と言えます。
引用元:Bybit
そして、流動性マイニングとは先に説明した通り「主要な仮想通貨を取引所に預け、その取引所の独自トークンをもらう運用手法」のことです。
流動性マイニングとステーキングの違いは?
流動性マイニングとステーキングの違いは「報酬としてどんな仮想通貨・トークンをもらえるか」です。
それぞれ、もらえるものは以下のようになっています。
流動性マイニング | その取引所の独自トークン(ガバナンストークン) |
ステーキング | 自分が預けた仮想通貨・トークン |
ステーキングは「BTCを預けたらBTC」「USDTを預けたらUSDT」をもらえるようになっています。
一方、流動性マイニングは「BTCを預けてもその取引所の独自トークン」「USDTを預けても独自トークン」となっています。
こうして比較すると「ステーキングの方が普通」であることがわかるでしょう。
「日本円を預けたら日本円の利子をもらえる」という、銀行預金の仕組みと同じです。
流動性マイニングが独自トークンだけを提供する理由は「自社のトークンを流通させたいから」です。
トークンも普通のお金と同じく「多くの場所で使える」「多くの人が使っている」ほど信頼性が上がります。
そのため、取引所としては「自分たちのトークンを使ってほしい」わけです。
逆に「BTCやUSDTなど、メジャーなコインの流通量は下げたい」わけです。
このため、彼らはBTC・USDTを預かり、定期預金と同じ形で「ロック」します。
こうしてBTC・USDTの流動性を下げながら、自分たちのトークンを報酬として与えることで「自分たちの方は流動性を上げられる」わけです。
このような理由で、流動性マイニングはステーキングと違い「もらえるものは必ず、その取引所の独自トークン」となっています。
(なお、独自トークンは「ガバナンストークン」「LPトークン」などとも呼ばれます)
【まとめ】DeFiマイニングとは
DeFiマイニングとは「流動性マイニング」のことです。
そして、この流動性マイニングを行う上で最もおすすめの仮想通貨取引所はBybit(バイビット)です。
Bybitであれば、今回紹介したように簡単なステップで、あらゆる銘柄のDeFiマイニングができます。
誰でもすぐに始められるだけでなく、利回りも高くBybitの信頼性の高さからリスクも低いため、ぜひお気軽に始めてみてください。