【公式】Bybit(バイビット)で手数料負けしない方法

編集者:CoinBack
【公式】Bybit(バイビット)で手数料負けしない方法
そもそも手数料負けって何?
手数料負けって事前に計算できるの?
どうしたら手数料負けしないようになる?

なんて考えていませんか?

Bybit(バイビット)の口コミの記事でもユーザーの口コミがあるように、仮想通貨取引をする上で、「手数料の問題」は非常に大きな問題となってきます。

また、手数料は取引の際だけではなく出金や両替の際にも発生するので、

手数料は実は取引の損益を大きく分けるポイントでもあります。

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この記事を読んでいる方の中にも知らず知らずのうちに手数料負けしている人もいるかもしれません。

今回はBybitで手数料負けしないための方法手数料の計算方法について解説します。

この記事を読めば、誰でも手数料負けを防ぎながら取引をする事が出来るようになります!

この記事をまとめると…

  • 手数料負けを防ぐためには指値取引を活用する
  • 様々な手数料を意識しながら取引手数料を意識しながら取引を行う事が重要
  • 入出金回数を抑える事で手数料負けを減らせる
  • CoinBackを活用して取引をする事で手数料負けを防止できるCoinBackを活用して取引をする事で手数料負けを防止できる

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手数料負けとは

そもそも手数料負けとは取引で獲得した利益よりも支払う手数料の方が高くなってしまう現象のことを指します。

仮想通貨取引では大小様々な手数料が発生するため、トレード勝率が高くても手数料負けを引き起こしているなんてケースも少なくはありません。

なので、取引所の手数料体系をしっかり考慮して手数料負けしないようにトレードを行う事が重要です。

Bybitで主に発生する手数料は以下の3種類の手数料になります。

MEMO
 ・取引手数料 ・出金(送金)手数料 ・ファンディング手数料
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これらをしっかりと計算した上で取引を行う事が手数料負けしない取引をする上で重要です。

この取引所に支払っている手数料をキャッシュバックしているサービスがCoinBackです!

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Bybit(バイビット)手数料の種類

Bybitの主な手数料を把握しておくだけでも手数料負けを減らすきっかけになります。

ここで代表的な3種類の手数料について解説していきます。

Bybit(バイビット)の手数料に関しては、こちらの記事で詳しく解説していますので、この記事と合わせてご一読ください。

入金手数料

Bybitの入金手数料は、以下の2つのパターンであれば無料です。

  • Bybit内送金(他のトレーダー含む)
  • Bybitアカウントへの仮想通貨のオンチェーン入金

2つ目のオンチェーン入金とは、通常の送金(入金)のことです。

オンチェーンとは「ブロックチェーンを経由する」ということです。

(つまり、ほとんどの送金や入金はこれに該当します)

「仮想通貨として入金する」限り、Bybitへの入金手数料は無料ということです。

逆に有料となるのは「日本円で仮想通貨を購入する」などの入金方法です。

この場合は、利用する決済方法(クレジットカードや銀行振込など)に応じて、入金手数料(購入手数料)が変わります。

この手数料については、最新の情報が以下の公式ページに掲載されています。

【参考】Bybitでワンクリック購入でコインを購入する方法|バイビット

取引手数料

取引手数料とは文字通り取引を行う際にかかる手数料のことです。

それぞれの手数料は以下の通りになります。

手数料形態手数料割合
現物メイカー0.1%
現物テイカー0.1%
デリバティブメイカー0.01%-0.0%
デリバティブテイカー0.06%-0.03%

メイカーとは成行注文のことで、テイカーとは指値注文のことです。

CoinBackでは、この取引手数料をキャッシュバックしています。

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ファンディング手数料

ファンディング手数料とは、無期限先物契約でポジションを保有するための手数料です。

これは特別な手段を踏むことなく、ポジションを持っているだけで掛かってしまう手数料です。

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資金調達率(ファンディングレート)は現物価格との乖離を防ぐ理由で設定されています!

資金調達率はプラスにもマイナスにもなる事があり、

Funding Rate (資金調達率)がプラスの時は手数料をもらう事が出来ます!

どういう時にFunding Rate (資金調達率)はプラスになるの?

買い相場(右肩上がりの相場参加者の多くが買っている状況)では

ロングポジション保有者から手数料が徴収され、ショートポジション保有者に手数料が支払われます。

売り相場(右肩下がりの相場参加者の多くが売っている状況)では、

ショートポジション保有者は資金調達料を支払い、ロングポジション保有者は手数料を受け取ることができます。

MEMO
ファンディング手数料 = ポジション価額 x 資金調達率 ポジション価額 = 契約数量 ÷ マーク価格

出金(送金)手数料

通貨出金手数料
BTC0.0005BTC
ETH0.005ETH
USDTERC-20: 10 USDT
TRC-20: 1 USDT

また、上記以外の詳しい海外仮想通貨取引所の手数料についてはこちらの「海外仮想通貨手数料一覧」の記事で紹介しています!

Bybit(バイビット)で手数料負けするシチュエーション

手数料負けとは実際にどのようなシチュエーションで起こるのか解説していきます。

今回はデリバティブ取引で手数料負けを引き起こすパターンについて解説していきます。

取引手数料は前項でも解説した通りメイカーで0.01%、テイカーで0.06%かかります。

手数料はポジションの取得と決済の双方にかかります。

そのため成行手数料だと往復で0.12%、指値手数料だと往復0.02%手数料がかかります。

つまり、成行取引だと1万円の取引に対して120円の取引手数料がかかり、指値取引だと1万円の取引に対して20円の手数料がかかります。

上記のことから成行取引よりも指値取引の方が手数料負けしにくく成行取引だと、ある程度は値幅を取らないと手数料負けするがわかります。

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手数料負けしやすくなる主な要因は

  • 成行注文決済を行なった場合
  • 手数料分の値幅を取れていない場合

の2つが最も多いケースです。

Bybit(バイビット)で手数料負けを減らすポイント

Bybitで手数料負けしないためにはとにかく手数料形態とうまく付き合う事が重要です。

その中でも、主に以下の3点を意識しながら取引することを意識しましょう。

意識する3点
・指値注文を使う ・ファンディング手数料を意識する ・入出金回数を抑える

指値注文を使う

先述した通り、Bybitでは指値手数料よりも成行手数料の方が高く設定されています。

なので、なるべく注文・決済には指値注文を利用するようにしましょう。

しかしながら、相場は私たちの思い通りには動かないことも多く、指値注文だとポジションを取得できなかったり、決済指値注文がうまく刺さらない場合もあります。

そういった場合は注文もしくは決済のいずれかだけでも指値にする事が長期的に手数料負けを減らすことに繋がります。

また、手数料の組み合わせは以下のようになっています。

発注決済手数料
成行注文成行決済0.12%
成行注文指値決済0.07%
指値注文成行決済0.07%
指値注文指値決済0.02%

ファンディング手数料を意識する

ファンディング手数料の仕組みは先述した通りになります。

このファンディング手数料を避ける事で手数料負けを対策する事ができます。

ファンディング手数料は0:008:0016:008時間毎に売り注文保持者と買い注文保持者の間で直接交換されることになっているのでこの時間を跨がないようにポジションを注文・決済する事で手数料負けを対策する事ができます。

入出金回数を抑える

先述した通りBybitではマイニング手数料を負担してくれていますがその代わりに出金手数料が少し高くなっています。

そのため小さい出金をこまめに繰り返していると気づかないうちに手数料負けを引き起こしている可能性があります。出金を行う際はできるだけまとめて行って回数を抑えるように心がけましょう!

Bybit(バイビット)で確実に手数料負けを減らす方法

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ではどれくらいお得になるのでしょうか?Bybitはそこまで取引手数料は安くないのでなるべく安く抑えるのがいいでしょう!

Bybitの取引手数料は以下の通りです。

通常の取引手数料は・・・

取引所デリバティブMaker手数料率デリバティブTaker手数料率
BingX0.02%0.04%
MEXC0.02%0.06%
Phemex-0.025%0.075%
BINANCE0.01%0.05%
Bitget0.02%0.06%

CoinBackを利用すれば・・・

取引所デリバティブMaker手数料率デリバティブTaker手数料率
BingX0.012%0.024%
MEXC0.01%0.03%
Phemex-0.025%0.055%
BINANCE0.007%0.035%
Bitget0.012%0.024%

CoinBackを利用すれば、圧倒的に取引手数料を抑える事が出来ます

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1BTCの取引をするのに、Taker取引で往復約4000円の取引手数料が発生します。
Bybitの取引手数料は莫大・・・

月に10BTCの取引をすれば、4万円、100BTCの取引をすれば、40万円をBybitに支払う事になります。

これが一年続けば、月の取引手数料が10BTCでも48万円、100BTCなら480万円も支払う事になります。

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Bybit(バイビット)の手数料の計算方法

Bybitの手数料について「計算方法を知りたい」という人は多いでしょう。

ここでは、Bybitの計算方法を、以下の3種類の取引手数料の計算式とともに解説していきます。

  1. 現物取引手数料の計算
  2. デリバティブ取引手数料の計算式
  3. 資金調達料の計算式

以下、それぞれの計算式・計算のやり方の説明です。

現物取引手数料の計算

Bybitの現物取引手数料の計算式は以下の通りです。

取引手数料 = 約定数量 × 取引手数料率

そして、現物取引の手数料率は「Maker:0.1% / Taker:0.1%」です。

約定数量とは「売買する仮想通貨の量」です。

たとえば1BTCを購入する場合、計算式と数値は以下のようになります。

取引手数料=1BTC × 0.1%=0.001BTC

このケースでは「取引手数料は0.001BTC」という答えになります。

デリバティブ取引手数料の計算式

Bybitのデリバティブ取引の手数料の計算式は、以下の通りです。

手数料 = 注文価格 × 取引手数料率

取引手数料率を一覧にすると、取引方式ごとに以下のようになります。

取引方式手数料率
USDT無期限Maker:-0.025% / Taker:0.075%
インバース無期限Maker:-0.025% / Taker:0.075%
インバース型先物Maker:-0.025% / Taker:0.075%

次に「注文価格」ですが、これは以下の計算式で出します。

(つまりデリバティブ取引の手数料は「2回」計算が必要です)

注文価格 =数量 ÷ 執行価格

たとえば、1,000BTC/USDを購入し、執行価格が700USDだった場合、MakerとTakerの手数料はそれぞれ以下のようになります。

  • Maker手数料 = 1,000BTC/USD ÷ 700USD × −0.025% = −0.000357BTC
  • Taker手数料 = 1,000BTC/USD ÷ 700USD × 0.075% = 0.00107BTC

デリバティブ取引はこのようにメイカーとテイカーの手数料が異なるため、それぞれ別々に計算する必要があります。

資金調達料の計算式

Bybitの資金調達李のj計算式は以下のようになっています。

  • 資金調達料 = ポジション価額 × 資金調達率
  • ポジション価額 = 契約数量 ÷ マーク価格

資金調達率については、リアルタイムの数値を公式サイトの「契約詳細」のページで確認できます。

契約数量は自分で決めるもので、マーク価格は取引画面にリアルタイムの数値が表示されています。

以上のような方法では、Bybitでは各種の取引手数料も簡単に計算できるようになっています。

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Bybit(バイビット)の手数料改悪について

Bybitの手数料で、一部で「改悪」という評価も受けている改定は、2022年3月18日に行われました。

この改定のポイントは以下の3点です。

  1. マイナス手数料がなくなった
  2. メイカーにも手数料がかかるようになった
  3. VIPランクが上がるほど手数料が安くなる

改定の詳細はBybit公式ブログのこちらの記事に書かれています。

ここでは、Twitter上でのトレーダーの方々の反応とともに、改定のポイントと「どの部分が改悪と一部で評価されているのか」を解説します。

①:マイナス手数料がなくなった

Bybitの手数料改定の最も大きなポイントは「マイナス手数料がなくなった」ことです。

上のトレーダーさんが書かれている通り、以前は指値注文で「マイナス0.025%」というマイナス手数料がありました。

しかし、これが「0.01%」とほぼゼロではあるものの「マイナスではない」手数料になっています。

本来手数料はすべてプラスであることが普通のため、指摘されている通り「健全な改定」です。

ただ、それまでのマイナス手数料が好条件過ぎたため「改悪」と感じたトレーダーさんが多く見えるということです。

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トレードすればするほど(手数料で儲かる」というのは、確かに普通はありえない話なんだよね。

改定の時点でPhemexはまだ「マイナス手数料」だった

実は、この改定の時点でPhemex(フェメックス)はまだマイナス手数料を維持していました。

率はBybitと同じ「メイカー手数料マイナス0.025%」です。

さらに需要が大きいビットコインでも最大100倍のレバレッジがかけられるということで、この時期Phemexに移動したトレーダーさんは多く見えました。

5ヶ月後Phemexもマイナス手数料を廃止した

Bybitが3月にマイナス手数料を廃止してから5ヶ月後、Phemexでもマイナス手数料が廃止となりました。

こうした流れを見ても、バイビットがマイナス手数料をなしにした改定は、やむを得ないものだったといえます。

②:メイカーにも手数料がかかるようになった

メイカーとは「売買板に注文を出す人」です。

注文は「売り注文」も「買い注文」もあります。

どちらにしても、メイカーが多い取引所は注文板に売買の注文が多数並びます。

商店でいうなら「品揃えのいい店舗」になるわけです。

テイカーはその売買板に「すでにある注文を見て、それらを買う・売る」という人です。

テイカーも大事なのですが「まずメイカーがいなければ何も始まらない」ということで、メイカーの手数料はどの取引所でも優遇されます。

Bybitのマイナス手数料も「メイカー」のものだったのですが、その破格のメイカー優遇が終わったことも、この改定のポイントです。

③:VIPランクが上がるほど手数料が安くなる

3月の改定の3つ目のポイントは、ランクが上がるほど手数料が安くなることです。

ツイートの通り、3月の時点では「VIP2」のランクからデリバティブメイカー手数料率が0%となっていました。↓

しかし、2022年9月19日時点でBybitの公式ブログを見ると、以下のように「プロ1から」と変更になっています。

(さらに条件がハイレベルになった形です)

VIP2やプロ1になるための条件は変わっていません。

つまり、Bybitの手数料は3月以降も「上がる方向」で継続しているということです。

世界的な大手になり、無理に手数料を下げる必要がなくなったということだといえますが、たとえば以下のようなスタイルのトレーダーの方々には気になる流れでしょう。

スキャルピング・自動売買をする人とっては「改悪」

3月のBybitの手数料改定がどのような人を「直撃」したかというと、自動売買でスキャルピングをする方などです。

スキャルピングとは数秒〜数十秒という短時間で売買を繰り返す投資手法です。

そのスキャルピングを手動でなく自動売買(bot)によって行っているトレーダーさんも多く見えます。

そのようなトレーダーの方々をbotter(ボッター)と呼ぶのですが、こうしたbotterの方々にとって、Bybitの「改悪」は非常に痛かったと考えられます。

改定によって一時期トレーダーが他の取引所に移動した

Bybitは世界的大手であるだけに、この改定は業界でかなりの衝撃を呼びました。

この影響でBybitから他の取引所に乗り換えたトレーダーの方々も多く見えます。

特に世界最大手でBybitと並んで日本人ユーザーが多いバイナンスに乗り換えた方、あるいは乗り換えを考えた方は非常に多く見えます。

以上がBybitの「手数料改定」の概要ですが、このように取引所の手数料のルールが大きく変わることはしばしばあります。

こうしたルール変更が起きることを常に想定し、変化が起きたらいつでも臨機応変に対応できるよう、心と余裕資金の準備をしておきましょう。

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Bybit(バイビット)の手数料負けに関する口コミ・体験談

Twitter上では、Bybitの手数料負けに関する口コミや体験談が多数見られます。

ここでは、それらの貴重な投稿を以下の4つの内容に分けて紹介させていただきます。

  1. 成行注文は負けやすい(指値注文は勝ちやすい)
  2. スキャルピングは手数料負けしやすい
  3. bot(自動売買)は手数料負けしやすい
  4. 手数料負けする金額の具体例

以下、それぞれの口コミ・体験談を紹介しつつ、解説を加えさせていただきます。

成行注文は負けやすい(指値注文は勝ちやすい)

成行注文だと手数料負けが多く、指値注文だと少なくなるという口コミ・体験談では、以下のような内容が見られます。

  1. 入札手数料負けを避けるために指値メインで勝負することにした
  2. 成行注文だと手数料負けするためスキャルピングが難しい
  3. Bybitで指値注文を使わないなら長めに保有する必要がある
  4. ヒゲ(大きな上昇・下落)がなく指値注文が難しい

それぞれの口コミ・体験談の紹介と解説をさせていただきます。

入札手数料負けを避けるために指値メインで勝負することにした

入札手数料とは「テイカー手数料」のことです。

テイカーは「すでに売買板にある注文」を選んで売買する人です。

この作業を「入札」と呼ぶため、テイカー手数料はしばしば「入札手数料」とも呼ばれます。

そして、Bybitではテイカーよりメイカー(指値)の手数料の方が安いため「できるだけ指値で売買することにした」と述べられています。

指値は「指定した値段まで上昇・下落しない限り売買しない」注文方法です。

このため「すぐ売買する」成行注文と比べると、瞬発力は落ちます。

しかし、特に当時は指値(メイカー)はマイナス手数料で「逆に手数料をもらえる」仕組であったため、その点で「maker手数料がおいしい」と評価されています。

成行注文だと手数料負けするためスキャルピングが難しい

Bybitの手数料負けは、基本的に成行注文の方が多くなります。

(成行注文の方が手数料が高いためです)

そして、スキャルピングは基本的に成行注文で行います。

少しでも利幅を取れるチャートになったらすぐ決済する」のがスキャルピングであるため、値段を決めておく指値より「OKと思ったらする決済する」という成行注文の方が自然に多くなるためです。

(指値は最初に値段を指定する段階で一手間かかるため、高速のスキャルピングでは特に難しくなります)

このような理由でスキャルでは成行注文が多くなるのですが、成行注文は手数料が高くなるため「Bybitでのスキャルピングはできない(難しい)」と指摘されています。

Bybitで指値注文を使わないなら長めに保有する必要がある

Bybitの手数料は、成行注文より指値注文の方が安くなっています。

成行注文は「テイカー」で、指値注文は「メイカー」です。

どの取引所でも手数料はメイカーの方が安いのですが、これは「売買板に注文を出して、取引所を盛り上げてくれる」ためです。

このため、メイカー(指値)で勝負するなら、Bybitでも手数料負けをしにくくなります。

しかし、ツイートされているサーモン様(著名なトレーダーの方です)のように「画面に貼り付いて成行きで売買する方が得意」というトレーダーの方は多いものです。

こうした「成行きが得意、指値が苦手」というタイプのトレーダーの方の場合、成行手数料の発生自体を減らすために、売買を控える(長めに保有する)必要があるということです。

ヒゲ(大きな上昇・下落)がなく指値注文が難しい

Bybitではヒゲが出にくいため、指値注文でのトレードが難しいという口コミです。

ヒゲとはチャートのグラフが垂直に動く急騰・急落の動きのことです。

このヒゲを先読みして「大きく上がった段階・下がった段階」に指値を設定しておくと、大きな利幅を取れます。

しかし、Bybitではそのような相場がなかなか起きないため、小さな利ざやで小まめに成行注文(手動注文)をしていくしかないということです。

しかし、その成行注文では手数料が高くなり、手数料負けしてしまうことが指摘されています。

このため「貫通」を覚悟で指値注文を置いておく(大きな上下動が来るまでひたすら待つ)方法がベストなのではないかという指摘です。

投資の貫通とは「指値になっても決済されずスルーされる」ことです。

基本的には取引所のサーバーの処理能力不足が原因で起こります。

「貫通」と呼ばれる理由は、上のトレーダー様の動画を見るとよくわかります。

最初はこの位置になった値段(オレンジ部分)が、どんどん下落していきます。

そして、指値(赤い部分)を通り過ぎ、さらに下落していきます。

壁をすり抜けるように指値がスルーされてしまうため「貫通」と呼ぶわけです。

指値注文では常にこのような貫通が起きるリスクがあるため「それも覚悟で長めのスパンで指値注文を置いておくしかない」と指摘されています。

スキャルピングは手数料負けしやすい

「Bybitでスキャルピングをすると手数料負けしやすい」という口コミや体験談では、以下のような内容が見られます。

  1. スキャは手数料負けするがデイトレやスイングには向いている
  2. 昔はスキャルピングメインだったので養分だった
  3. スイングトレードだと良いがそれより短期だと手数料負けする
  4. レンジ圏や値幅を少なめで取引すると手数料負けする

それぞれの投稿を紹介しつつ、補足をさせていただきます。

スキャは手数料負けするがデイトレやスイングには向いている

Bybitでスキャルピングをされていた頃、手数料負けなどマイナスの経験を多く積まれていたという体験談です。

逆にスキャルピングに向いているFXGTを使い始めてから、好転されていると見られます。

Bybitについては「デイトレードやスイングトレードに向いている可能性が高い」と指摘されています。

昔はスキャルピングメインだったので養分だった

以前スキャルピングをメインの手法とされていたトレーダー様による体験談です。

他の段落でも説明している通り、Bybitでスキャルピングを行うと手数料負けする確率が高いため、こちらのトレーダー様も「養分」になってしまわれていたということです。

やはりBybitで成功するトレーダーの方々は、元々スキャルパーだった方でも、その方針を転換して別の手法で成功されていることがわかります。

Bybitで手数料負けしない方法の一つが「より有利なトレードスタイルに柔軟に移行していく」ことだと、実感できる体験談です。

スイングトレードだと良いがそれより短期だと手数料負けする

BybitやBinanceは「スイングトレードでは良い」と評価されています。

しかし、それより短期の「デイトレード・スキャルピング」だと手数料負けしてしまうという指摘です。

「短気だと」の部分は「気が短い人がスイングトレードをすると」という風にも読めますが、気が短い人はFXGTに行っても気が短いはずなので「短期」の意味だと考えて良いでしょう。

デイトレとスイングの違いですが、デイトレは「一日の終わりに必ず全てのポジションを決済する」手法です。

つまり、デイトレで「ポジションを翌日に持ち越す」ことはありません。

一方、スイングトレードは1日〜数週間程度の「短期・中期」で取引をします。

「状況に応じて臨機応変に取引する」ということですが、このスイングトレードではBybitやBinanceが適しているという評価です。

なお、このような適した投資手法も含めて、Bybitがどのような取引所かは「バイビットの特徴・評判」の記事で詳しく解説しています。

レンジ圏や値幅を少なめで取引すると手数料負けする

レンジ圏とは「相違が何度も上下動を繰り返す一定の幅」のことです。

「同じ範囲でひたすら上下動を繰り返す相場」を、レンジ相場といいます。

そのレンジ相場の「範囲」がレンジ圏です。

レンジ相場は「狭い範囲で上下している」ため、どこで売買しても利幅が小さくなります。

そのように利幅(値幅)が小さい状況で取引をすると、手数料の負担だけが大きくなり、手数料負けしてしまうという口コミです。

(ちなみに、レンジ相場では基本的にスキャルピングによって利益を出します)

この点には注意が必要とされているものの、Bybit自体は口座送金のしやすさなどで高く評価されています。

Bybitの送金のしやすさについては「バイビットの出金・送金」の記事で詳しく解説しています。

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bot(自動売買)は手数料負けしやすい

「bot(自動売買・システムトレード)だと手数料負けしやすい」という口コミや体験談では、以下のような内容が見られます。

  1. 成行手数料なしの取引所なら勝てるbotもBybitでは勝てない
  2. botを作ったがメイカーなので手数料負けしている
  3. 取引回数の多すぎるストラテジーは手数料負けしやすい

それぞれの内容を紹介しつつ、解説を加えさせていただきます。

成行手数料なしの取引所なら勝てるbotもBybitでは勝てない

「基本勝率50%・ドローダウン10%以下」のbotを一晩で3つ作られたというbotter様の体験談です。

こうしたボットで、成行注文の手数料がかからない取引所だと、しっかり勝てるということです。

しかし、成行手数料が高めのBybitだと、手数料負けしてしまうということです。

このようなbotで勝負するボッター様の場合、Bybitより他の取引所が良いことがわかります。

例えば取引する仮想通貨がBTC・ETH・XRPであれば、世界の仮想通貨取引所の中で手数料が最安のプラットフォームはBITNEXT(ビットネクスト)です。

botを作ったがメイカーなので手数料負けしている

Bybit用のbotを作成されたものの、メイカーで売買する仕組みのため、メイカー手数料で手数料負けされてしまっているという体験談です。

メイカーとは、売買の注文を「出す」人です。

テイカーとは、すでに出ている売買の注文を「受ける」人です。

基本的に、取引所の売買板を盛り上げる起点となるメイカーの方が手数料が安いのですが、それでもBybitでは手数料負けしてしまうということです。

取引回数の多すぎるストラテジーは手数料負けしやすい

ストラテジーとは「自動売買の戦略プログラム」のことです。

「こういう戦略で投資する」と自動売買にインプットするプログラムのことをストラテジーと呼びます。

そして、そのストラテジーの取引回数が多すぎる設定の場合、Bybitでは手数料負けしやすいということです。

ストラテジーによっては「手数料無料の取引所でのみ成立する」というものがあり、そのようなものをBybitで使っても、同じ結果が出せるとは限らないと指摘されています。

逆にいうと、そのようなストラテジーを使いたい場合は「手数料が安い暗号通貨取引所で勝負すれば良い」ということもわかります。

手数料負けする金額の具体例

Bybitで手数料負けする金額の具体例が示された口コミや体験談では、以下のような内容の投稿が見られます。

  1. 100ドルの利益を出しても反映損益は30ドルほど
  2. 120USDT(約1.8万円)以上の値幅がないと負ける
  3. 1BTCの売買で56USDT(約8200円)かかる

それぞれの投稿を紹介しつつ、補足の説明をさせていただきます。

100ドルの利益を出しても反映損益は30ドルほど

秒スキャとは、秒単位で行うスキャルピングのことです。

スキャルピングの中でも最もスパンが短い手法ですが、このようにスパンが短くなればなるほど、Bybitでは手数料負けの確率が高くなるという口コミです。

具体的な数値として、100ドルの利益を出しても、反映損益が30ドルほどで、70ドル手数料で取られているということです。

「それでも30ドル利益が出ているなら良いのでは?」と思う人もいるでしょう。

しかし「利益の7割が手数料で取られている」と考えると「確かに厳しい」と感じる人が多いでしょう。

120USDT(約1.8万円)以上の値幅がないと負ける

Bybitは2022年3月まで「メイカー手数料がマイナス」でした。

手数料がマイナスなので「注文を出すとむしろお金をもらえた」ということです。

そして、メイカーとは「売買板に注文を出す人」なので「指値注文」と同じ意味です。

指値注文は「この値段になったら売ります・買います」という注文ですが、これを行うということは「注文を生み出す=作るということで、メイカーになります。

このメイカーなら手数料をもらえるのですが、メイカー(指値)は「その値段になるとは限らない」ものです。

いつまでも自分の指値まで相場が動かない状態を「刺さらない」といいますが、Bybitは指値注文だとなかなか刺さらないことが指摘されています。

そして、成行注文ならその時点の相場ですぐ決済できるものの、そうすると手数料が高くなるということです。

具体的には、120USDT(約1.8万円)以上の値幅がなければ手数料負けしてしまうとわかったということです。

1BTCの売買で56USDT(約8200円)かかる

Bybitで1BTC(ビットコイン)を売買すると、56Tether(テザー・USDT)かかるという口コミです。

USDTは米ドルと等価であるため、2022年11月5日時点では56USDTは約8,200円となります。

引用元:USDT/JPY|CurrencyAZ

ツイートされた1月31日時点では円安が進行していなかったため、もう少し安かったはずですが、具体的な手数料の目安として参考になる口コミです。

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【Yahoo!知恵袋】Bybit(バイビット)の手数料負けに関する評判・口コミ

ヤフー知恵袋で「Bybit 手数料負け」と検索すると、2022年12月2日時点で以下の2件の投稿がヒットします。

  1. 少額で積み立てていく場合直接クレジット入金しないと手数料負けする
  2. 取引の金額が小さいほど手数料の比率が高くなるので手数料負けしやすい

ここでは、それぞれのQ&Aの内容を紹介させていただきます。

少額で積み立てていく場合直接クレジット入金しないと手数料負けする

【参考】コインチェックからBybitに所持している仮想通貨を…|ヤフー知恵袋

「現在コインチェックで持っている暗号通貨をBybitに移動しようと思っている」というトレーダー様による質問です。

短期売買ではなく「長期で積立をしたい」ということで、ステーキング(積み立て)やセービング(預金)のメニューが充実しているBybitに関心を持たれたということです。

気にされているのが「小まめに国内から送金して積み立てると、送金手数料が高く付くだろうか」ということです。

そして「その手数料をなくすためには、これからBybitに直接入金した方がいいだろうか」という質問をされています。

これに対するベストアンサーは以下の通りです。

回答は「長期保有をするなら、BybitでなくBinanceに移動させ、ステーキングをするのが良い」という指摘です。

銘柄ごとの年利も解説されています。

そして、質問者様が危惧されている通り「資金移動の回数が増えると手数料負けする可能性がある」ということを指摘されています。

それを防ぐためには「まとまったお金をあらかじめ送る」か「BinanceでなくBybitを選ぶ」のが良いということです。

Bybitなら少額での積み立てでも良いという理由は「日本円で直接入金しやすい」ためです。

Binanceは、P2P取引(個人間取引)なら日本円での入金もできるのですが、これは手数料が高くつきます。

(売り手の個人トレーダー様の取り分が上乗せされているためです)

一方、Bybitなら日本のクレジットカードで使えるものがある程度存在するため、この場合は主に「カードの決済手数料」だけで暗号通貨を購入できます。

このため、少額ずつの積み立てでも手数料負けしにくいということです。

(Bybitのカード決済については「Bybitのクレジットカード利用」の記事で詳しく解説しています)

そして「先の方の回答されてる〜」と書かれていますが、先の方の回答は以下の通りです。

結論は「積み立てをするならBybitよりBinanceが良い」ということで、ベストアンサーの回答者様と同じことを指摘されています。

こちらのトレーダー様は「Binanceでクレジットカードを使えた」ということで、この点はベストアンサーと異なっています。

Binanceも使える日本のカードはゼロではないのですが、使える割合がBybitと比べるとある程度低くなります。

(Binanceでのカード入金については「Binanceのクレジットカード利用」の記事で詳しく解説しています)

Binanceとは違いバイビットの場合は、公式サイトで「使えることが多いクレジット会社の一覧」まで出しているほどで、日本のクレジットカード決済に特に強い海外取引所です。

ベストアンサーの回答者様が「少額ならBybitで良いかと」と勧められたのは、このような理由からでしょう。

以上の通り、主にクレジットカードの入金がしやすいかどうかで、BybitとBinanceのどちらで積み立てをするかのおすすめが別れたといえます。

BybitとBinance、それぞれのステーキングについては、以下の記事で詳しく解説しています。

取引の金額が小さいほど手数料の比率が高くなるので手数料負けしやすい

【参考】Bybitという取引所を利用した、仮想通貨取引での質問です。|Yahoo!知恵袋

Bybitでレバレッジ取引をして損益を見ていたところ「損失が出た時は、利益が出た時の金額の数倍になっているように感じた」という体験談です。

そして「なぜ損失だけ大きくなるのか?」と質問されています。

こちらのトレーダー様の質問に対するベストアンサーは以下の通りです。

要約すると「基本の手数料は固定なので、取引金額が小さいと手数料の損失が目立ってしまう」ということです。

回答者様の説明を表でまとめさせていただくと、以下の通りです。

勝ち負け損益手数料最終損益
利益の場合1-0.50.5
損失の場合-1-0.5-1.5

このように、同じ幅の損益・同じ手数料でも、最終損益は確かに3倍の差になります。

そして、これで「損益=10」と金額を大きくすると以下のようになります。

勝ち負け損益手数料最終損益
利益の場合10-0.59.5
損失の場合-10-0.5-10.5

この場合、最終損益は「9.5:-10.5」ということで、大きさの差はほとんどないことがわかります。

こうした計算からも、Bybitで手数料負けを防ぐためには「ある程度大きい金額をトレードすべき」といえるわけです。

なお「大きな金額を動かす」となると、元手が少ない場合は「レバレッジ取引」が最も現実的かつ有効な選択肢となります。

レバレッジ取引の選択肢については「Bybit(バイビット))のレバレッジ」の記事を参考にしていただけたらと思います。

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【まとめ】Bybit(バイビット)で手数料負けしない方法

今回はBybitで手数料負けしないように取引する方法について紹介しました!

手数料負けを意識する上では取引手数料だけではなく、ファンディング手数料や出金手数料も意識しながら取引する事が重要です。

手数料を意識するだけでもトータルの収支に大きな差が出るので必ず意識するようにしましょう!

この記事のまとめ

  • 手数料負けを防ぐためには指値取引を活用する
  • 様々な手数料を意識しながら取引を行う事が重要
  • 入出金回数を抑える事で手数料負けを減らせる
  • 手数料の計算式を意識しながら取引をする事で手数料負けを防げる

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この記事を書いた人
元証券会社社員で、CoinBackメディアの運営全般を担当。 トレード歴は5年の現役為替・仮想通貨トレーダー、ほとんどの取引所を使った経験があり、現在使用している取引所は、「Bitget」「Bybit」。